残間通信[釣り・自然・旅・人]

世界65カ国を駆け回ったフォトジャーナリスト残間正之の「釣り」「70年代の貧乏旅行」「辺境地の暮らし」「アンデスの遺跡」など、気ままなフォトエッセー。

ナマズフライ

ナマズ用フライ

日本海に梅雨前線が居座り梅雨本番。
いよいよ多摩川ナマズのベストシーズン到来!
ベストシーズンと言っても、このところ密かなナマズブームでプレッシャーが最高潮。
派手なバスバグやポッパーではなかなか釣れない。
ルアーやフライを途中までチェイスするものの、あっさり見切られてしまうのだ。

そんなときに威力を発揮するのがこのフライ(ほぼ原寸大)。
この時期のナマズはアユやオイカワなどの小魚を補食しているのだけれど、どうもナマズ的には「カエル」への魅惑も捨て難いらしく、単純なミノー系のストリーマーよりも「なんとなくカエルにも見えなくないミノー」がお好みのようだ。

使い方のコツはナマズが潜んでいると思われるポイントにフライを2度3度打ち付け、ナマズの注意を引いてから「ナマズに気付かれないような気持ち」でリトリーブすること!
(なんとも矛盾しているようだが、スレたナマズには有効!)

「バーブレスフック」の使用と「キャッチ&リリース」よろしく!
  1. 2008/06/12(木) 10:50:12|
  2. フライボックス
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フライボックス

キムフライ02

フライボックスは人様々。
普段は豪放磊落で大ざっぱなのにフライボックスには繊細なフライが整然と並んでいたり、大物自慢ばかりしている人のフライボックスを覗いてみたら市販の管理釣り場フライばかりだったり、はたまたコンビニ弁当や吉野屋の牛丼のお世話になっている人のフライに高価なマテリアルがふんだんに使われていたり……。

このフライボックスは、つい先日、某河川でご一緒したYさんのもの。
ご覧の通り、美しさと実用性を兼ね備えた逸品揃い。
あえて高価なマテリアルに拘ることなく、それでいて全体の雰囲気とバランスが実にいい感じ。
なんとなく、気取らず、それでいて人に優しくて研究熱心な性格がそのままフライに現れているような気がする。

尾おお

ともあれ、どんなフライでも魚の目の前を通り過ぎるのは、ほんの一瞬。
その一瞬に、どうやって魚にアピールするか、どうやって食い気を起こさせるか……
正直言って、最後には自分の強運を信じるしかない……。

キムフライ01

ボックスの隙間は当日の一押しフライが並んでいた。
個人的にはシングル派なのだけれど、今回は好意に甘えてダブルフックのフライを拝借。
いやはや、水の抵抗のせいか、水を捕らえる感覚と沈下スピードがまるで違う。
恐るべしダブルフック効果!
  1. 2008/05/27(火) 08:48:06|
  2. フライボックス
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堂々と自慢したい!

ウエットフライ

今週末は北海道。
そこで、朝から実用一点張りのフライ巻き。
残り物のマテリアルを寄せ集めてタイイングしているので、「フライボックスを見せて……」なんて言われたら困るけれど、それなりに実績もあるしコストパフォーマンスにも優れている。

ちなみに「ナニ用のフライ?」と聞かれても返答に困る。
北海道には世界でも類をみない不可思議な条例があってその魚釣ることは御法度。
だが、他の魚を狙っていて、偶然ヒットしてしまう場合は不可抗力。
魚にダメージを与えないよう素手で触らず素早くリリースすれば逮捕される事もない。

あの魚を堂々と釣って、堂々と自慢できる……そんな日は訪れるのだろうか!?
  1. 2008/03/18(火) 12:01:31|
  2. フライボックス
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なんちゃってサーモンFly

ジャングルコック

ボクのサーモンフライは、ここ数年、どんどん小さく、かつ地味になっている。
最近では、シルバーやピンクサーモンの場合10番前後、キングサーモンでも4〜8番が主流だ。
アピール性が低下する分、「ナチュラルドリフトで食わせる……」そんな感じの流し方を要求されるが、スレ掛かりが格段に減り、ヒット率も数段アップしている……ような気がする。

さて、キャストもタイイングもまるっきり自慢できないのだけれど、たまたまことの成り行きでサーモンフライのタイイングを紹介することになってしまった。
あくまでも、なんちゃってスタイルの量産型サーモンフライなので、「こんなのはサーモンフライじゃない!」なんてお叱りはご容赦を!!

ボディ

フックはサーモンの8番。
なんちゃってサーモンフライとはいえ、サーモンフライらしさを演出するには要所要所を決めなくちゃいけない。
そこで、スレッドでしっかり下巻きし、テールの部分にシルバー、レッド、イエロー、さらにピーコックを巻き込み、そしてボディ部分はシルバーのホロツイストにブルーのコパーワイヤーを巻く。
(ボクの場合、釣り場の状況によって板オモリを巻き込む)

ポーラーベアー

ボディウイングには、ポーラーベアーを使用しているが、手元にない場合、カーフテイルやカーフボディの白やオレンジ、ブルー系でもオッケー。
あくまでも「なんちゃってフライ」なので、マテリアルは手元にあるもので間に合わせるのが基本!

ピーコックソード

ピーコックソードの長さはシャンクからはみ出さないのが基本。
ボリュームを出すため、ボクの場合は半分の長さのソードを重ねて巻いてある。

「なんちゃってフライ」といえども、いや「なんちゃってフライ」だからこそ、最後にジャングルコックを両サイドにビシッと付けて完成!(上段の写真)

1本巻くのに所要時間せいぜい10分。
過去、このパターンでスチールヘッド、キング、チャム、ピンク、レッド、シルバーを釣った実績有り!
お試しあれ!
  1. 2007/08/21(火) 12:46:47|
  2. フライボックス
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多摩川ナマズ用フライ

ヤチねずみ

予定の期日が過ぎてもレイアウトのラフが届かない。
ま、それぞれ都合もあるだろうし焦ってもしょうがない。

……ってな訳で暇を持て余し、フライを1本巻いた。
蝦夷やちねずみパターンだ。
その昔、サハリンのタイメン(イトウ)釣りの為に考案したパターンなのだけれど、これがなんと多摩川のナマズに絶好調!
特に、シーズン始めから1ヶ月ほど経って、ナマズがルアーにスレた今の時期、このフライを『ナマズに気付かれないような気持ち』で、そ〜っと水面を這わせると、突然「ガボッツ!」っと喰ってくる。

それにしても、ナマズがネズミを喰べているとは思えない。
……ということは、このフライをナニと勘違いしてるんだろうか?

*シッポをボディより長くし、太いままの方が魅惑的にクネクネと泳ぎます。また、ディアヘアーを刈り込んだヘッドの部分は小さめのほうが、空気抵抗が少なく、キャストしやすいです。
お試しあれ!
  1. 2007/05/09(水) 10:32:54|
  2. フライボックス
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フェイバリットフライ

パラシュート

管理釣り場だろうが、北海道の源流だろうが、スコットランドのチョークストリームだろうが、ここ20年ほどボクのフライボックスで最も出番が多いのがこの「五分わけパラシュート」フライ。
フックサイズは16〜10番。
写真をじっくり見てもらえば分かるが、ウイングの一部をヘッドに巻き込むことで、ハックルが真ん中分け状態になっている。
このちょっとした工夫が、ティペットがコイル状になるのを防いだり、どんなに乱暴に扱っても丈夫で長持ちする秘訣……。
お試しあれ!

パキスタンウエット

水生昆虫たちのハッチもなく「今日は厳しいな〜」なんてときにフライボックスから取り出すのがこの「パキスタンウエット」フライ。
ヒマラヤ、ニュージー、アンデス、アイスランド……その実力は折り紙付き。
フックサイズは、ズバリ16番。
このフライの特徴は、みるからに「雑」なこと……。

アカマダラ

フライを見に来るんだけど、惜しいところで見切られてしまう……
そんなとき「ここまでしなくても……」と思いつつ使うのがアカマダラ系のフライ。
フックサイズは20番前後。
このフライの特徴はウイングがエアロドライとCDCをミックスしてあること。
CDCだけだと1尾釣り上げるごとに浮力を復元させるのに手間がかかるが、このミックスタイプは視認性も抜群で、1、2尾ヒットしても浮力は元のまま。
面倒くさがり屋で視力に自身の無い人にお勧めの一本!

……ま、偉そうにフェイバリッドフライの一部を紹介したけれど、ここんところ上記のような定番フライは自分でタイイングせず、いつも釣友からの貰いもの。
他にもソルト用のフライやサーモンフライなど、これぞと思うパターン多数有り。
どなたか、タイイングの方法だけはご教授しますので、巻いてくれないかな〜
  1. 2007/04/19(木) 09:22:04|
  2. フライボックス
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ソルト用フライ

シーバスフライ

この時期、渓流はシーズンオフ。
今のうちに渓流用のフライをストックしておけば良いのだけれど、性格的にというか、直前にならないとタイイングする気になれない。
で、今の時期、東京湾で簡単に釣れるシーバスやメバルなど、ソルト用のフライが多くなる。
最近、このフライの素材が気になっている。
マイラーチューブやフラッシャーなど、化学繊維が多いのだ。
生分解する代替え品を探してはいるのだが、なかなか見つからない。
ロストを最小限に抑えるため、極太のリーダーを使うようにしてはいるのだけれど、どうも後ろめたい。
どこかのメーカーで開発してくれないものだろうか……。
  1. 2007/01/26(金) 11:56:00|
  2. フライボックス
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フライボックス

フライボックス01

フライボックスを覗けば、そのアングラーの性格が分かるような気がする。
寸部の隙もなく、サイズ順にきっちり並べている人もいれば、なんの脈絡もなく、だた詰め込んだだけの人もいる。
ボクは、恥ずかしながら後者だ。
フィールドに行く前には、それなりに整理するのだけれど、すぐにグシャグシャになってしまう。
考えてみれば、パソコンのデスクトップもそんな感じ。
ときたま思いついた様に整理するのだけれど、1週間もすれば、あれ、あの写真はどのファイルに納めたっけ、などと慌てることも少なくない。

このボックスの中身は、釣友のサーモンフライ。
見た目は雑だが、かなり実践的なフライがビッシリ。
そういえば、この釣友。
普段の行動はちょっとがさつだけれど、どんな状況下でも、あの手この手を駆使して、最後の最後には大物を釣るんだよね〜
  1. 2006/11/14(火) 16:27:51|
  2. フライボックス
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アラスカ・メリーアン

サーモンフライ

一時期、アラスカのキングサーモン用フライとして人気だった「アラスカ・メリーアン」。これは、そのメリーアンを日本に紹介した釣友のフライボックスだ。あえて名前を出さなくても、「釣り人の詩」や「川はいきているか」の著者と言えば分かるはずだ。
それにしても、同じフィールドで、同じキングサーモンを狙っているのに、ボクのフライボックスと中身がまるで違う。
ボクのフライボックスの中身はかなり地味で、パターンやサイズもバラバラ。いつもフライは作った本人の性格が現れるんだな〜なんて思う。

さて、そろそろ10月のカナダ釣行に向けて、サーモンフライを巻こうと思う。今回は、今までのパターンを一新して、新たなパターンに挑戦だ。
……フライフィッシングは、釣り場に立つ前から釣りが始まっている。つまり、グラスの氷を指で掻き回しつつ、あそこのポイントはこのパターンでいけるはず……。でも、もしも増水していた場合は、もし渇水していた場合は……などと想像力を膨らませ、あれこれフライ巻く。もう、その時点で釣り人の驚喜はピークに向かって急上昇だ……。
  1. 2006/08/18(金) 14:59:23|
  2. フライボックス
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アイスランドのチューブフライ

チューブフライ

正真正銘、アイスランドのサーモンサラー(アトランティックサーモン)用チューブフライだ。
どうやってアイにティペット(糸)を通すの? って感じだが、夏場になるとこんなフライしか食べなくなる。
メータークラスのサラーとファイトするときの事を考えるとため息が出るが、個人的にはミッジフライを使ってまでサーモンを釣りたくないし、物事には自分なりの限度が必要だな……と思う。

最近、管理釣り場で1グラムに満たないようなルアーを使っているアングラーを見かける。
全身に緊張感を漲らせ、ゴルゴ13がライフルを構えるポーズに似ているので、通称「ゴルゴ巻き」と言うらしいが、あのポーズは端から見れば滑稽というか、異様である。

……それにしても、アングラーって、どこまでやれば満足するんだろうか? 
たまにはロッドを河原に投げ出して、土手に大の字になって流れる雲でも見れば、きっと、そんなに頑張らなくても〜なんて思えるような気がするのだが。
  1. 2006/08/10(木) 13:21:33|
  2. フライボックス
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フロリダのバスバグフライ

バスバグフライ

フロリダ在住の釣友が愛用しているバスバグ・フライ。自分のフライボックスに並べるには勇気が必要だが、水面に密生したウィードの切れ目を狙うための合理的かつ実用的なパターンだ。
……最近、ボクはちょっと困っている。バスバグやソルトフライを巻くようになってからトラウトやサーモンフライまで、雑というか、適当になってしまった。おかげで「フライボックスを見せてくださ〜い」と言われたときに、別に秘密にしている訳でも、もったいぶってる訳でもなく、単に恥ずかしくて見せられない。
つい先日も雑誌取材でフライボックスの写真が必要となり、慌てて仲間のフライボックスを借りた。なんとも悲しい……。
  1. 2006/07/20(木) 13:39:00|
  2. フライボックス
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アトランティックサーモンフライ

サーモンフライ

アイスランドで活躍した最盛期のサーモンフライ。
シーズン後半になると18番,20番といった極小チューブフライの出番だ!
  1. 2006/03/15(水) 10:36:38|
  2. フライボックス
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玉手箱

フライボックス

フライボックスはフライフィイシャーの名刺みたいなものだと思う。
これって20年以上前のフライだけれど、あのころは本気で巻いてた様な気がする。
今のフライボックスは・・・恥ずかしくてお見せできません!
  1. 2006/02/16(木) 16:31:46|
  2. フライボックス
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スチールヘッドフライ

スチールヘッドフライ

マイ・フェイバリット・スチールヘッドフライ。
実際に何本釣ったかって?
それは愚問というもの。
ま、あえて言えばどのフライもスチールヘッドの顎の堅さを体験済みです。
  1. 2006/02/08(水) 12:08:31|
  2. フライボックス
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プロフィール

残間正之

Author:残間正之
北海道生まれの典型的AB型。
辺境地の旅とフライフィッシング、そして雑種犬モボ君を愛するチョイ悪オヤジ。
NHK「世界つり紀行」に出演したほか,アウトドア関連雑誌の連載やFM横浜「ザバ〜ン」の釣り情報などを担当。
主な著書に「だからロッドを抱えて旅に出る」「フライフィッシング・ハイ!」などがある。
*タイトルの「残間通信」をクリックするとトップページに飛べます。

追伸
ホームページAnglers Garlly「世界釣り紀行」(リンクから飛べます)もよろしく!

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