
山梨県の河口湖で10月1日からワカサギ釣りが再会される……らしい。
考えてみれば、水質汚染など環境悪化によって20年ほど前にワカサギはほぼ絶滅。
その後に大ブームとなったブラックバスも、いまや風前の灯……。
そこで、今年6月に約1億8千万匹のワカサギの幼魚を放流。
釣り客を呼び戻そうという思惑らしい。
単純に考えればブラックバスはワカサギの天敵の様なもの。
どう考えても「共存共栄」できるとは思えない。
(山中湖や芦ノ湖ではブラックバスとワカサギがバトルを繰り返しながらも「共存」しているが、残念ながら「共栄」しているようには思えない)
ちなみに、河口湖漁協では9月25日にブラックバスを大量放流している。
例年通りなら、11月ころにはニジマスも放流するはず。
いやはや、漁協が生態系をどう考えているかは知る由もないが、なんとも滑稽だ……
- 2008/09/30(火) 11:43:28|
- フライ親爺のつぶやき
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つい先日、仕事で川崎の某カンツリに行ってきた。
いやはや、その臭いの凄いこと。
産卵を終えたサーモンの骸が累々と横たわる晩秋のカナダを思わせる臭いだった。
……とはいえ、こちらは尊い一生を終えたサーモンじゃなく、釣り人に傷つけられ、打ち捨てられたボロ雑巾のようなニジマスだったが……。
そんな中、いかにも管釣りオタク風なルアーマンが一生懸命ラインを見詰めていた。
趣味の世界は人それぞれ。
ボクがとやかく言う立場でもないが、「どうせなら、もっと……」と、つくづく思う。
管理釣り場に通うのを10回我慢して、どうです、こんな場所でロッドを振るってのは!?
- 2008/09/26(金) 15:32:32|
- フライ親爺のつぶやき
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釣れたか釣れないか、勝者か敗者か……そんなことはさて置いて、パ〜ッとグラスを傾ける。
これが釣り仲間ってもんです。
いつまでも釣果にこだわってるようじゃ、ホントの釣り仲間になんてなれません。
大会の最後を盛り上げる300人規模の大パーティ。
テーブルには4人に1本の割合でウオッカのビンが並んでいた!
その呑みっぷりの凄いこと!
テーブルに新しいゲストが加わる毎にウオッカが注がれ、全員立ち上がってグラスをカッチーンっと合わせ、そのままグイッと喉の奥に流し込む!
(だれもコーラになんて手をつけません!)
恐るべし、グラスを握り締めたロシアの釣り師(笑)
(トーナメントの様子はPR誌の発行後改めてレポート予定。しばしお待ちを!)
そうそう、このところ2ch経由のアクセスが多い。
バカバカしいので自分自身では覗く気もないけれど、名もないオッサンのなんてことのない日記をネタにあれこれ盛り上がるなんて、かなり寂しい様な気がする。
他にもっと面白いネタがあるのでは!?
- 2008/09/25(木) 11:15:08|
- フライ親爺のつぶやき
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釣りの取材は、飛行場から釣り場に直行……なんてことが多い。
世界的美術品が収められたミュージアムがあろうが、世界三大珍味の味わえるレストランがあろうが、世界遺産に指定された遺跡や建造物があろうが、そんなことにはお構いなし……。
釣り人は一分一秒も惜しんで釣り糸を垂れる。
現地の暮らしに触れることも、言葉を交わすこともなし……なんてこともある。
今回は「ジタバタしてもしょうがない」という現地の事情もあって、釣りは大会当日のみ。
おかげでエルミタージュ美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチやレンブラントを観ることができたし、運河沿いの道をのんびり散歩し、釣り人のバケツを覗くこともできた。
はてさて、この釣り人はダ・ヴィンチを観たことがあるのかしらん??
- 2008/09/24(水) 14:41:39|
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このところカヌーにとんとご無沙汰。
一時期は各地の湖や川を駆け巡ったのだけれど、ここ10年ほど北海道の田舎に放置。
今頃はキャメロンの熱気球共々、ネズミたちの寝床になっていると思う。
(悲しいかな、貧乏暮らしなので積める車がない!)
今、某編集部の依頼で新製品(釣具)のインプレッションを書いている。
がしかし、ボクはその商品を使ったこともなければ見たこともない……。
そもそも、インプレッション(impression)というのは「印象」なんて意味だと思っていたのだけれど、IT用語では広告のカウント数(表示回数)を示すそうだ。
……なんだか難しいことは分からないけれど、見たことも無いのに「印象」を語るというのは、読んだこともない本や、観たこともない映画の批評をするのと同じで、かなり後ろめたい。
ま、政府や警察の発表記事をそのまま記事にする記者も少なくないわけで、ボクもその「例」に習って、プレスリリースにちょっとだけスパイスをかけ……
写真はカナディアンロッキーのジャスパー周辺
- 2008/08/25(月) 09:44:41|
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つい先日、ロシアの釣り大会エントリーの話が舞い込んできた。
場所はエストニアとの国境に近いサンクトペテルブルグ(旧レニングラード)。
対象魚はパイクで、フライとルアー部門があり、ボクは当然ながらフライ部門。
レギュレーションや大会の行われる湖の詳細は不明。
ま、「行けばナンとかなるっしょ!」的な釣りは、どちらかといえば得意分野。
中高生の頃、ロシア文学にはまっていた時期があって、レニングラードの分厚い外とうを貫くような冷たい大気に触れてみたいと、ずっとず〜っと願っていた。
釣りが出来ることも嬉しいけれど、それ以上に心に描いていた風景を直接自分の目で見られ、触れられること……それが嬉しい。
出発まで3週間ほど。
早いとこ原稿を書き上げて、チェーホフでも読みながらフライでも巻こっと!!
- 2008/08/20(水) 09:55:27|
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貰い物のiBookがダウンし、MacBookを買ってしまった。
旅先でパソコンに向かうほど忙しくはないのだけれど、週末にちょっとだけ必要になる。
でも、考えてみれば今週末から北海道のど田舎。
ネットカフェどころか、無線LANの繋がる場所なんて50キロ圏内にない!
アナログ電話回線につなぐにはアダプターが必要だし、どうしよ……
今日もまた「フライフィッシングハイ!」から独り言を……
所詮、偽物は偽物
フライは本物に似せようとすればするほど偽物になる。
それがボクの持論だ。
カモを呼び寄せるデコイが良い例だ。
プラスチックでリアルに成形し、丁寧に色まで塗ってあるのに仲間からガン無視(この駄洒落分かる?)! なのに、流木をザッと削っただけのデコイがカモどころか白鳥にまでモテモテ……なんてことが多々ある。
フライも同じ。
メイフライの羽根の模様や尻尾の数まで本物そっくりにタイイングしても、なんとなく嘘っぽいというか、白々しいというか、姑息じゃん……などと思う事が少なくない。
リアルなフライって、本物そっくりにイミテーションする事じゃなく、物まね芸人と同じで、どこか一カ所だけそれっぽくて、あとは全体の雰囲気で勝負……だと思う。
どうせ、観客というか、魚にその気がなくちゃ、どうにもならないわけだし……。
写真はアトランティックサーモンの宝庫アイスランドの東ランガ川。
- 2008/08/01(金) 10:32:38|
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昨日、6年以上旅のお供をしてくれたiBookに引退願い、MacBookを新調した。
最初のお供先は今週末からの北海道……でもホントは持ってきたくないよね〜
今回も印税生活に無縁の「フライフィッシング・ハイ!」から抜粋
「ジンクス」
誰にでもスランプがあると思う。
1時間や2時間なら「たまたまタイミングが無かった」で済まされる。
1日2日なら「たまにはこんなこともあるさ」と自分に言い聞かせて納得できる。
1週間も2週間続くと「ボクって釣りのセンスが無いのかも」などと心配になる。
1ヶ月2ヶ月と続くと「そもそも進むべき道を誤ったのでは…」などと深刻になる。
運に見放されたギャンブラー……
勝利から見放されたスポーツ選手……
魚に見放されたフライフィッシャー……
誰しも普段と同じなのに、なんとなく歯車が噛み合わない、そんな日がある。
そんな時、他人にいえない自分だけの儀式がないだろうか。
ボクにはある。
ひとつは「怖くないよ、痛くないよ、すぐに放してあげるから……」などと魚に語りかけること。
周りに誰もいないときには声に出して、人がいるときには心の中で……。
これはロッドを持っていなければ変態に近い。
だが、この言葉を唱えると心が落ち着き、スレたヤマメにフライを無視されても「ま、君にだって釣られたくない日があるよね〜」なんて気持ちになれるから不思議だ。
もうひとつはオンボロのつば広帽子をかぶること。
その帽子は濃いベージュだったが、いつのまにか色褪せ、まるで砂漠で行き倒れになったラクダ色になっている。
あれは20年ほど前のカナディアンロッキーでのことだった。
毎日が雨の連続。
初夏だというのに空気は冷たく、川は悪魔に取り憑かれたかのように怒り狂っていた。
ボクは成す術もなくロッジに籠もってダルマストーブに薪を放り込む日々だった。
そんな時、たまたま立ち寄ったスタンドの片隅に時代遅れのルアーと一緒に並んでいたのがその帽子だった。
その帽子は最初から色褪せていた。
西日の当たる場所に長いこと放置されていたのだと思うが、なにはともあれ税込み12ドル45セントでボクの頭に鎮座することになった。
その後いろんな場所にお供してくれている。
特に雨が多く、樹上から山ヒルや毒蛇が落ちてきそうな場所では大活躍である。
実際、カナダやヒマラヤの森林地帯で山ヒルに襲われたときなど、はたき落とすのにずいぶんと役に立ってくれた。
また、ニューギニアなど、暑い場所では濡らして被れば天然クーラーの役目も果たしてくれた。
誰も居ないとたかをくって裸で川や池に飛び込んだ時など、突然現れた美女の視線からお粗末なモノを隠す役目もしてくれる。
そして、なにより肝心なのは、その帽子を被ると、なんとなく釣れる気がするというか、自信が沸いてくることだ。
ジンクスやお呪いを信じるなんて、フライフィッシャーとしては失格かもしれない。
だが、昔から言われてるじゃないか「信じる者は救われる!」と。
- 2008/07/30(水) 09:32:57|
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暑い、熱い、あっつ〜い!
今日も脳細胞が機能停止状態なので「フライフィシングハイ!」独り言からの抜粋。
慢性的楽天家
フライフィッシャーに限らず、釣りびとは懲りない人種だ。
百万回のキャストを繰り返し、一度のアタリが無くても「次のキャストで絶対!」などと常に明るい未来を予想できる人……
突然のアクシデントにも「これも運命、ま、いいっしょ!」などと何が起きようと慢性的楽天家でいられる人……
いつだって希望を失わず、怯まず、不屈というより鈍いくらいの精神を持ち合わせ、何があっても前向きに考えられる人……
あなたこそ天性のフライフィッシャーだ。
ま、懲りないって意味では政治家や学者も似たような資質を持っているかもね……。
写真は米国ニューヨーク州のビーバーキル
- 2008/07/28(月) 08:40:32|
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連日の暑さでダウン寸前……
なにせ、仕事部屋にはクーラーがない。
十数年前に買った「除湿冷風器」なるものはあるのだけれど、外気温が32度を超えると暑い空気をただかき混ぜるだけで効果なし。
40度を超す灼熱地獄の中で黙々と生きている人も沢山いるわけで、地球環境のためにも我慢が必要だと分かっちゃいるのだけれど、パソコンに向かっても集中力が続かない。
ま、仕事の原稿は多少なりともギャラが発生する訳で、それなりに我慢もできる。がしかし、ブログの場合はまるっきりノーギャラで、誰が読んでるかも定かじゃない。そうなると「このくそ暑いのに、こんなバカバカしいこと書いてらんないよ!」なんてことになる。
でも、毎日数百件のアクセスがあるわけで「暑いからお休み〜」なんてことも言えない。
そんな訳で、当分の間30度を超える真夏日は、著書「フライフィッシング・ハイ!」に「ひとり言」として書いた原稿に多少手を加えて掲載しようと思います。
希望的観測
未来を推理したり予想すること、これもフライフィッシャーの楽しみ。
天気、日の出や日没の時間、水生昆虫の成長具合、水温や水量、魚のご機嫌、先行者の有無、行き帰りの渋滞状況……ありとあらゆることを経験や噂や楽観的データを基に予測する。
そして、その願望に近い予想を元に計画を練り、結果、ベストのポケットがパンパンに膨れ上がる。
中にはポイントに着く前に、その日の釣りを劇画のように思い描いているフライフィッシャーだって少なくないはず。
……いつものあの倒木の脇に華麗なキャストが決まった。
フライが川面をよぎった瞬間、まるでスローモーションのようにブラウンが……なんて具合である。
これを妄想癖があるなどと馬鹿にしちゃいけない。
フライフィッシャーとしては健全そのものなのだ……。
- 2008/07/25(金) 08:48:07|
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彼らと暮らすのも悪くないかも……そう思った。
きっと、5年前のボクだったら、迷わず引き受けたと思う。
この週末、パプアニューギニアの空を飛んでいるブッシュパイロットと飲んだ。
ブッシュパイロットというのは、単発もしくは双発の軽飛行機でジャングルの奥地や人里離れた集落に法に触れないものなら何でも運ぶパイロットで、ほんのわずかな平地があれば草が生えていようが水溜まりがあろうがお構いなしで離発着する強者が多い。
そのブッシュパイロットの知人が「フィッシングガイド」を探しているという。
パプアといえばバラマンディやパプアンバス、アロワナ、ターポン、ゴールデントレバリー、イソマグロ、カンパチ……などの宝庫。
今や、香港、中国、ロシア、そして日本などのアングラーに注目されているらしい。
年報200〜300万円……現地ではかなりの高給……条件は悪くない。
毎日釣りができるし、原稿の締め切りなんぞに煩わされることもない。
暑いのは我慢できるし、コンビニが無いのも居酒屋が無いのもパチンコ屋が無いのも平気。
だがしかし「釣りガイド」ってことは、同じ旅行者の中でも、かなり我がままな部類の客を相手にすることになるわけで、これがちょっと……
- 2008/07/14(月) 11:22:58|
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このところ暇なようでいて暇じゃない。
それもこれも、原稿の締め切りが迫っているのに、梅干しを漬けたり、必要もないのにサーモンフライを巻いたり……と、パソコンから逃げ続け、ただ単に気持ち的に暇じゃないだけのこと。
ま、それも今日の夕方で一段落……の予定。
考えてみれば、昔は原稿から逃げ出す事なんてなかった。
デキの善し悪しは別にして、スラスラ書けたもの。
脳みそが硬化してきてるのか、単にやる気が無いからか……
思うに、昔は雑誌の特集を1、2本書けば余裕で海外に釣りに行けた。
それが今じゃ、国内の釣りだって間々ならない。
つまり、やる気が出ないのは仕事を終えた後の「ご褒美」の問題ではないか……。
この写真は米国のアリゾナ州とユタ州にまたがるパウエル湖。
ストライパー、ブラックバス(スモール)、クラッピー……ポッパーで入れパクだった。
だれか、ボクをノー天気な太陽の下に連れてって〜
- 2008/06/20(金) 13:49:28|
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急ぎの仕事も無く、朝からフライを作っている。
なにせ、古いマックと乱雑な資料に占拠された仕事机から椅子を180度回転させるとタイイングデスク。
新たなパターンが閃いたら、いつだって巻ける。
なのに、ここ3ヶ月ほどフックをバイスにセットしたまま放置されていた。
この時期、この川ではこのフライ、あの時期、あの湖ではコレ……なんて具合に、ある程度自分の中でパターンが決まってしまい、フライを巻く時の緊張感というか、創作意欲のようなものが薄れてしまい、結局、バイスに向かう気力が萎えてしまっているような気がする。
この写真はノルウェー。
この旅のときには、大中小、フライボックスはフライで一杯だった。
結局、なにも釣れなかったけれど、川や魚のことをあれこれ勝手に想像しながらのタイイングは実に楽しかった記憶が……。
- 2008/05/20(火) 11:10:26|
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誰にでもひとつやふたつ秘密のポイントがあると思う。
ボクにもいくつかある。
秘密のポイントは不思議だ。
けっして、自分だけの秘密じゃないはずなのに、なぜだか、その場所を知ってる誰もが、その場所の事を秘密にしようとする。
誰も「独占しよう」なんて思っていないはず。
だた、そこの流れに、そこに生息する魚たちに愛情がわいてしまったのだと思う。
だがら「守ろう!」本能が働くのだと思う。
時には気心の知れた釣友を案内することもある。
そんなとき、あえて「ここは絶対に口外無用!」なんて釘を刺すこともない。
その場所に行った誰もが自然にその場所の事をそっとしておきたくなってしまうのだ。
とはいえ、最近、秘密にしたくなる場所が少なくなった……。
- 2008/05/09(金) 11:06:36|
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先日、知人から「2chの記事が消えてるよ」と連絡があった。
北海道を発信源としたあの誹謗中傷の荒らしは、いったい何だったんだろうか……?
仕掛けた人にはどんなメリットが有ったんだろうか……?
北海道が大好きだ。
この写真はアイスランドのとある川だけれど、この写真に負けず劣らずの川が沢山ある。
だが、川の管理システムがまるっきり違う。
行政も漁師もアングラーもスポーツフィッシングに対する意識がちょっと違う。
この流れは誰のものでもない。
この流れを溯る「サルモ・サラー」も誰のものでもない。
神聖な神の贈りもの……なのだ。
だが、ともすれば人間は狡猾で利己的で欲張りで残酷だ。
だからこそ自然界と共存共栄するための厳しいルールを定めることも必要だ。
イトウ、マス、シャケ……。
はたして日本の川や魚たちは……??
- 2008/04/25(金) 09:35:56|
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週末は大雨の影響もあり、多摩川でおとなしくしていた。
この時期、本流で杭となっているはずの知人も来ていた。
この日は某倶楽部の定期練習会が行われていたようで、熱心なスペイフッシャーの繰り出すフライラインが優雅なループを描いていた。
タックルをセットしていると川原遊びに来た親子が声をかけてきた。
「ナニが釣れるんですか?」
「エ、ま、その〜 ……練習してるんですよ」
「釣り……の練習ですか!?」
「そう、遠くまで飛ばしたり、イメージ通りの方向に投げる……」
「エサは何を……?」
「普段は毛鉤を使うんだけど、ま、今は投げる練習だから、なんにも……」
「あの太い糸でどんな魚を釣るんですか……?」
「どんなって言われても……」
フライ、それもスペイをやらない人にとって、キャスティングの練習が必要だってこと自体、理解できないことらしい。
考えてみれば船釣りや防波堤のウキ釣りに練習なんてさほど必要ない。
まして、あの太くて派手な色のフライラインをビュンビュン振り回しているシーンは端から見たらかなり怪しい。
自分でもときたま思うんだよね〜
「何故、ナンのためにって!?」
ま、理由なんてどうでもいいよね、楽しけりゃ……
- 2008/04/21(月) 11:42:16|
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このところ「なんでこんな厳しい時期に……!?」とか、
「ベストシーズンは……!」などとアドバイスされることが多い。
とてもありがたい事なのだけれど、ボクもそれなりに長いこと釣りをやっているので最盛期が何時ごろか分からなくもない。
だが、このところローシーズンの魅力にはまっている。
ちょっと変態的かもしれないけれど、ローシーズンにはハイシーズンでは味わえない魅力がある。
絶対数の少ない魚に、どうやって味も臭いもないフライをアピールするか……
低水温で活性の低い魚に、どうやって食い気をおこさせるか……
底でジッとしている魚の目の前にフライを通すにはどんなラインシステムがベストか……
ローシーズンの釣りには、ある意味で修行僧のような精神力と忍耐力が必要だ。
焦っても無駄。
そもそも魚がいるかいないかさえ分からない。
それでも、ただただ自分の運と感を信じてキャストを続けるしかない……。
だが、その反面、モノ事をじっくり考えたり、自然界をじっくり観察したり……釣れないからこそ、そんな時間がたっぷりある。
ま、こんなこと書いても、結局は釣れない言い訳にしか聞こえないよね〜
- 2008/03/27(木) 12:41:05|
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一昨日。つまり2008年3月8日の土曜日。
ボクの中で何かが変わった。
朝9時、いつものように自転車のペダルを踏んで多摩川に向かった。
川原にスペイ仲間の姿はなく、一番乗りだった
日差しは強く、小春日和を思わせる陽気だった。
上空ではチョウゲンボウ(ハヤブサの一種)が舞い、川面では時折マルタウグイが背びれを見せていた。
ガイドにフライラインを通し、足首まで流れに入った。
今までに教わった様々なことを頭の中で思い描き、そしてキャストした……。
なんの予兆も前触れもなかった。
突然だった。
XLTのフルライン、つまり40メートルキャストがコンスタントにできるようになったのだ。
それものったりしたアクションのSEGEのGRAPHITE3の15フィートで。
スペイキャストに興味のない人にとっては「それって凄いことなの?!」って感じだろうし、ベテランにとっては「そんなので喜んでちゃ甘いぜ!」なんて感じだろうと思う。
でも、ボクのようなスペイビギナーにとって、40メートルはひとつの壁。
遠くまでキャストできたからって、実釣でさほど役にたつとは思わないけれど、素直に嬉しい。
そこで、感謝の意味をこめていつもお世話になっている師匠たちのスナップを!!

そうそう、風が味方してくれました。
あくまでも練習なのでフライを付けていません。
当然、本番ではどうなるかまるで自信がありません。
でも、足下のラインが全て出て行く感触、あれは快感です!

写真は上からUさん、Sさん、Wさん。
他にも、Mさん、Kさん、Aさん……このブログで自慢したい師匠が沢山いるのだけれど、それはまた50メートルの壁を越えたときに……。
- 2008/03/10(月) 11:51:04|
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何故、何のために、どうして……と聞かれても困る。
大人の遊び、とくに趣味の世界はそんなもの……。
スペイキャスティングに目覚めて1年と2ヶ月。
ほぼ毎週末、多摩川の東名高速高架下に通っている。
正直言って、ボクはぶっつけ本番タイプ。
予備校や学習塾に通ったことがない(そもそも田舎なので無かった)。
ボート免許や自動車免許も教習所に行かず、すべて一発試験。
当然ながらフライのキャスティングも自己流(一度だけデイブ・フィットロック氏に教わった)。
ま、自分で言うのもなんだけれど、どちらかといえば器用な方だと思う。
がしかし、スペイキャスティングは違った。
端から見ると実に簡単そうなのに、実際にやってみるとまるで思い通りにならない。
おまけにタックルやテクニックは日進月歩。
日々新たなロッドやラインが世に送り出され、それに伴ってキャストも微妙に変化する。
一ヶ月ほど練習をサボると浦島太郎状態なのである。
おまけに、ひと振りするとテクニックの差が歴然。
同じロッド、同じラインなのに飛距離がまるで違う。
見よう見まね、理屈では解っているつもりなのに、どうにもならない。
そうなると、またまた雄の本能とも言うべき闘争心に火がつく……。

かくして、それぞれが、それぞれの思いを抱いて多摩川の川原に集まってくる。
それにしても、目の前で大きなコイが跳ねようがマルタウグイが右往左往しようが、フライも付けず、ただただキャストを繰り返すなんて、釣りに興味のない人、いやいや、たとえフライフィッシングに興味があっても理解するのは難しいだろうな〜
- 2008/02/12(火) 12:25:49|
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ここ数日、なにかと忙しい。
別に、仕事が忙しいわけでも、さほど締め切りが迫ってる訳でもない。
ただ単に、ウインタースチールヘッド用スペイラインのチューニング、来年の春まで出番が無いのにいますぐ造りたくて我慢できないオイカワ用2番グラスロッドの制作。さらに1日10本と決めたスチールヘッドフライのタイイングや来年のカレンダー用写真のスキャニング……なんてことを、急ぐ必要もないのにやっている……だけ。
そうそう、今日はFMラジオの締め切りもあるし、火曜日までには雑誌の原稿も書き上げなくちゃいけない……。
なのに、今はガイドも凍るゴールドリバーのゴンゴンの流れに潜むスチールヘッドをどうやって攻略するか……そのためのラインシステムは……フライは……なんてことが気になってしかたがない。
考えてみれば、ここ数年、釣れて当たり前……というか、釣れるパターンがある程度読めている場所ばかり通っているような気がする。冒険心を失ったというか、貧乏暮らしで「無駄?」な釣り場に通えなくなったというか……。
でも、今回は違う。
はっきり言って、釣れる確率はかぎりなくゼロに近い。
だがしかし、ゼロではない。
だから、久しぶりに燃えている。
写真はカナディアンロッキー、バンフのキャンプ場でのひとコマ。
- 2007/11/30(金) 15:19:47|
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かれこれ7年ほど前から、この時期になると黄色く染まったメープルを眺めながらキングサーモンやシルバーと戯れている。
だが、今年はカナダ行きを休止し、今週末から北海道プチ遠征。
国内は航空券や滞在費がやたらと高く、カナダ遠征と費用はさほど変わらない。
だがしかし、この時期の北海道はロッドを抱えてただただ川原を歩いているだけで心がリフレッシュできる。
紅葉は目に眩しく、長い冬に備える渓魚たちはドライフライを無邪気に追う……。
さて、2ヶ月間ご無沙汰の道南のとある川まであと2日。
なんとか原稿を書き終えねば……

- 2007/10/04(木) 08:40:19|
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中国に4階建ての「トイレ館」が出現した。
なんと1,000個以上のユニークな便器が並んでいるそうだ。
30年ほど前、中国の田舎では、トイレ探しに苦労した。
いや、苦労したというより、ホテルにしかトイレはなく、結局のところ探しても無駄で、道端で用を足すしかなかった。
当時は旅行者が自由に出歩くことも制限され、北京の飛行場では人民服を着た眼光鋭い監視員にトイレを覗かれた記憶もある。
なにはともあれ、あの中国がトイレでギネスブックに申請するとは、ちょっと驚きだ。
さて、この週末から北海道。
ここ数年、他人のフライボックスばっかり宛にしているので、たまには自分でフライを巻こうと思い、バイスに向かった。
ところが、以前なら1.5の老眼鏡で平気だったのに、今や2.0でも手元がおぼつかない。
……で、一気にやる気が失せ、旧いボックスから有り合わせをチョイス。
哀しい。
写真はカナディアンロッキー、バンフ近郊の湖。
- 2007/07/10(火) 10:10:53|
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ボクにとって、釣りはひとつのコミュニケーション手段だ。
見知らぬ土地で、見知らぬ人と出会う。
お互い、国籍も人種も宗教も価値観も言語も違う。
必然的に、警戒心だって湧いてくる。
だが、そんな時、一本の釣り竿が、ちょっとした壁を取り去ってくれる。
インダス川の源流部、チトラルのカラームを旅した時もそうだった。
フライロッドを抱えて川沿いの道を歩いていると、いつも人だかりができた。
言葉なんて通じない。
なのに、フライボックスを開けると、みんな大盛り上がり。
仕事を放り出して、釣り場まで案内してくれたり、チャイ(お茶)をごちそうしてくれたり……。
- 2007/06/08(金) 10:47:24|
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連休は可もなく不可もなく。
いつものようにフライを振ったり、川原でバーベキューを楽しんだり、本を読んだり……。
こんな大物は釣れなかったけれど、新緑と初夏を思わせる日差しだけは満喫。
やはり、水辺って、いい。
フランスの大統領選は右派のサルコジ氏が勝利し、横山ノック氏が死去し、熊本の病院には「赤ちゃんポスト」が設置され、北朝鮮の核と拉致問題はいっこうに進展せず……。
……あれこれあれど今日から連休が明けて平常モード。
昨夜、またまた衝動的に余分なロッドを買っちゃったことだし、そろそろ頭の回路を仕事モードに切り替えるとするか〜
- 2007/05/07(月) 11:02:31|
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「ちょっとアンタ〜、はやく釣ってくれないと夕飯の支度、間に合わないでしょ〜」と言ってるか否かは別として、釣りの取材というのは根気が必要だ。
なにせ、自分でロッドを握ってる訳じゃない。
たとえ自分が釣ったとしても、取材相手が釣ってくれないことには、どうにもならない。
もちろん、どこぞのTV番組のようにヤラセも考えられなくはない。
だが、釣り人にも取材する側にもプライドがある。
他人の釣った魚を抱え、カメラに向かってニッコリ、なんてできない。
かくして、ただひたすら期待と忍耐と失望の時が過ぎる。
写真はオーストラリア北西部のブルーム。
一家そろってキングフィッシュを狙っていたのだが、隣でフライをキャストしていたボク同様、一度のアタリも無いままに終わった。
ま、釣りも人生も取材も、ままならないってことだよね。
- 2007/04/06(金) 13:52:45|
- フライ親爺のつぶやき
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