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1978年のあの日

1978年のあの日

29年前の今日、ボクはトルコのイスタンブールに独り佇んでいた。
道行く人に年末年始の慌ただしさや華やかさはなく、いつものように老女が鳩のエサを売り、靴磨きの少年が冷たい風に背中をまるめていた。

今年も一年、気まぐれなブログにお付き合い、ありがとうございました。
来年もまた、めげず懲りずにおつきあい、よろしくお願いいたします。
では、皆様にとって、来年もまた良い年でありますように!!
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年末のご挨拶その1

モルジブ空撮

今日で仕事納め。
明日からの年末年始、こんな南の島で、

モルジブマンタ

こんな魚と水中遊泳……なんて人も多いんだろうな~

ボクも30日のFMラジオの原稿を残すのみで、年内の仕事はすべて終了。
明日から専用ジェットで南太平洋の島に……なんて言いたいけれど、この年末で雑誌の連載が2本終了。
昨年の秋に立ち上げたフォトライブラリーも、この一年間鳴かず飛ばず。
そんなわけで、この年末年始は来年も生き抜くための作戦を練らねば……。トホホ

明日からパソコンの前を離れる皆様、素敵な年末年始をお過ごしください。
また、どこにも行かずパソコンと向かい合ってる皆様、後日また!

オランダの運河

オランダ

オランダの運河を旅していると、こんなシーンを度々みかける。
釣れるのはコイ、フナ、ウナギ、ゼンダー(河スズキ)……。

考えてみると、フライフィッシングというのは、優雅そうでいてかなり忙しい。
たまには、こんな風にのんびり釣り糸を垂れるのもいいな~などと思う。

今日は今年最後の原稿の締め切り。
ジタバタジタバタ

待ちぼうけ

指輪時計

もうクリスマスプレゼントはお決まりでしょうか?

ホテル

もう、ホテルなんて、予約しちゃったんでしょうか。

願わくば、クリスマスプレゼントが数日後に質屋の店頭に並びませんことを、また、せっかくのスイートにたった一人で泊まることになりませんよう、心から願っております!!

かく言うボクは、このところ腰痛で寝返りもうてないというのに、これから管理釣り場で釣り忘年会。おまけに、原稿の締めもヒタヒタと……。

次のマックに行き着けるか

次のマック

オーストラリアをドライブしているとよくみかける看板だ。
普段はファーストフードなんてほとんど口にしないのに、土漠のど真ん中を走っていると、こんな看板が妙に嬉しくなってしまう。
それにしても400キロ以上もの距離を走ってマックを食べに行くひとって、いるんだろうか!?

今日は急ぎの原稿もないので、トム・ウルフの「そしてみんな軽くなった」(ちくま文庫/青山南訳)を読んでいる。
『…これが1970年代ってやつでした。ハイスクールは性の浄土と化し、新左翼は長髪を切ってオシャレに転向、ジイさんは堂々と若い女性を追いかけ、ビジネスマンは昼休みにマリファナを回し飲み…』
いやはや、1970年代革命講座というだけあって、実に痛快。
1980年に書かれ、1985年に翻訳されて出版された作品。
同時代を過ごしたちょい悪オヤジにおすすめです。

ペルーのピラミッド

ピラミッド

ピラミッドといえばエジプトを連想すると思うけれど、南米ペルーにも巨大なピラミッドがある。
頂上に立つ人物からその規模を想像してもらえると思うが、このバタングランデのワカ・ロロ(シカン文明)は数万個のアドベ(日干しレンガ)を積み重ねて築き上げられたもの。
内部に納められた黄金の大半はすでにスペイン人たちに持ち去られているが、今でも周辺ではワッケーロと呼ばれる盗掘者(墓荒らし)たちがスコップ片手に夜な夜な埃にまみれている。

髑髏

かくして、こんな髑髏がいたるところで野ざらし状態。
いやはや、人間ってのは……。

スローライフという貧乏暮らし

ポルシェ

スローライフという環境保全型貧乏暮らしを初めて丸3年。
当然ながら車もない。
思えば、昔はかなりの車好きで、MGB、クワトロGT、ポルシェ、TVR、モーリス1300GT……などなど、我ながらずいぶんと散財したものだ。
あれこれ乗った中で、今でも印象に残っているのはMGB1600GT。いつもイグニッションキーを回すときに、エンジンが点火してくれるか否か、ハラハラしたものだ。
また、夏場にはオーバーヒート対策で、エアコンどころか、ヒーターをガンガンに効かせ、汗だくで乗っていた記憶もある。

さてさて、いつまでも過去の記憶にすがっていても致し方ない。
せめて、自転車だけでも新調するとするか~

究極のネイティブ?

オイカワ

今、多摩川の極小オイカワにはまっている。
冬場のこの時期は新子が中心で、アベレージは4センチ前後。
大きくても6センチほど。
今、ボクが狙っている極小サイズは2~3センチで、それを、26~30番のドライフライで狙う。
昨日も午後から河原に行き、30分ほどで6匹ゲット。
最小は3センチ弱、最大は5センチ弱。

なんて物好きな……なんて思われるかもしれないが、何事も突き詰めて行くと面白くなってくるから不思議なもの。
小春日和の午後、河原でビール片手にスルメなんぞしゃぶりながら多摩川のこしゃくなオイカワと戯れる……いやはや、風流というか、これはこれで、かなり贅沢な時の過ごし方ではないかと自画自賛しているのだが……。

ロンドン100 Club

100クラブ

20年ほど前、ロンドンの旅行ガイドブックを書いた。
カーナビーストリートの、窓から道行く人たちの足しか見えない半地下の安アパートに寝泊まりし、毎日、カメラ片手にロンドンの街を歩き回った。
もともと人混みは苦手だった。
ブランド品や格式張った場所はもっと苦手だった。
だが、取材なので贅沢は言えず、結局、リッツやらハーディエイミスのような老舗を巡る日々だった。
そんな時、心を癒してくれたのがジャズクラブだった。
ワンパイントのビール片手に背もたれの固い椅子に腰掛け、ピアノの音に耳を傾けていると、なんとなく、慇懃無礼だったホテルマンも滑稽に思え、親近感さえ湧いてくるような気がした。
「Jazz Centre Socoety」「100Club」「Ronnie Scotts」……懐かしい。
今でも、あの当時と同じ場所にあの空間があって、あの時と同じような時間が流れているのだろうか……。
写真は100Club

モボ君カレンダー10~12月

2007年モボちゃんカレンダー10~12月

10月


11月


12月


2007年度の釣り&犬のカレンダー。
いかがでしたか?
見飽きた写真も多いと思いますが、新たなフィルムをデジタル化するのが面倒で……。
ま、多くの人に喜んでもらえるようなら、来年は無精しないで新作を発表しようかと思います。
それにしても、このブログって、コメントも少ないし、一方通行のような気がするな~
なんで?

モボ君カレンダー7~9月

モボちゃんカレンダー7~9月

モボ7月


モボ8月


モボ9月


かなりワイルドな感じというか、実際、ワイルドです。
先祖はドイツの穴ウサギ猟に活躍していた……らしく、穴堀り、泳ぎ、石拾いはもとより、命令されるとどんなに大きな犬でも威嚇。
いやはや、犬は飼い主に似るというけれど、あの気の強さは……

モボ君カレンダー4~6月

2007年モボちゃんカレンダー
モボ4月


モボ5月


モボ6月

キーワード[犬 カレンダー 2007]で検索したら、なんと70万件以上ヒットした。
モボちゃんも、きっと、何万件目かでヒットするんだろうけど、気の遠くなる確率。
いやはや、モボちゃんをタレント犬にして、ヒモ生活を夢見てたのに~(笑)

先日、身体がなまってきたので、スペイの練習でも始めようかと、オークションに入札。
で、あえなく落札失敗。
だれか8~10番、14~15フィートのスペイロッドを激安で譲ってくれる人、いませんか~

モボ君カレンダー1~3月

2007年モボちゃんカレンダー
モボ1月


モボ2月分


モボ3月


単なる親バカと言ってしまえばそれまでですが、ま、我が家の愛犬モボ君のカレンダーです。
釣りカレンダーと同様、A5で印刷可能です。
「雑種なんて興味ないよ~」などとおっしゃらず、机の上に飾ってやってください。
雑種は雑種なりに、けなげでとっても可愛いものです!

フライフィッシングカレンダー10~12月

2007年度フライフィッシングカレンダー最終データです。
この週末、天気もご機嫌斜めですので、のんびりカレンダーでも印刷してください。
ちなみに、モボちゃんカレンダーも来週末までにアップします。

2007-10

アイスランド
2007-11

ニュージーランド南島
2007-12

中央アンデスの標高4,300メートル地点でトラウトに挑む

*無断で商用に使用すること及び転載等は禁止です。

フィッシングカレンダー7~9月

2007年フライフィッシングカレンダー7~9月

2007-7

アイスランドで大西洋サーモンに挑む
2007-8

キャンベルリバー(カナダ)でキングに挑む
2007-9

スチールヘッド

*このサイトの写真及びコラムの無断使用及び転載は厳禁です。

フィッシングカレンダー4~6月

2007年フライフィッシングカレンダー

2007-4

ゴールドリバー(カナダ)でスチールヘッドに挑む
2007-5

メイン州バンゴープールでアトランティックサーモンに挑む
2007-6

ケベック州(カナダ)で出会ったボンバーおじさん

*商業用の無断使用及び転載等禁止です。

フィッシングカレンダー1~3月

2007年フライフィッシングカレンダー(釣りカレンダー)が完成しました。
もちろん無料です。
試作品の印刷にご協力していただいた皆さん、感謝です!
今日から4回に分けてアップします。
印刷サイズはA5で、100円ショップで買えるフォトフレームにでも入れてもらえば……と思います。

2007-1

ニュージーランド北島タウポ湖のインレット
ガイド

米国グリーンリバーのフィッシングガイド
2007-3

アマゾンのシルバーアロワナ

*当然ながら無断で商用に使うこと及び転載は厳禁です。

河口湖は相変わらず…

河口湖

取材で河口湖に行ってきた。
相変わらずだった。
なにが相変わらずかと言えば、某◯◯温泉ホテルの排水溝からはバスクリン色の汚水が流れ込み、放流されているニジマスは「溺れないのが不思議」なほどに、ヒレがボロボロだった。

個人的には、お隣の本栖湖をお勧めしたいけれど、どうしても「雑巾マス」を釣ってみたい~というアングラーの為に、釣り情報を…。
通称、ハワイ前のインレットには、ペアリングしたニジマスがかなりの数。
また、浅川一帯はライズが散発的にあり、ドライで釣れないことはない。
漁協関係者によれば、年内に7トンのニジマスを放流する予定とのこと。
それにしても、日本の釣り環境って、寂しいな~

モボちゃんカレンダー

モボ君秋

昨日の2007年釣りカレンダーに続いて、我が家の愛犬2007年モボちゃんカレンダーの試作品が一部完成。
例のごとく、我が家のプリンターは旧式なため、皆さんのテスト印刷の結果を参考にしてから、完成品をアップしようと思います。
ご意見ご感想はiwana?zamma.jp(?を@に差し替え)までお気軽にどうぞ。

他にも「旅」「自然」「民族」……など、いろいろなテーマでカレンダーやらダイアリーを作りたいのですが、ま、それは太っ腹なスポンサーでも名乗り出てきたら……ということで……。

モボ君春

2007カレンダー(フライフィッシング編)

中央アンデス


2007年度「フライフィッシング」カレンダーの試作品が完成。
日頃、このブログにお付き合い戴いている皆様へのささやかなプレゼントにしたいのですが、なにせ貧乏暮らしゆえ、旧式なプリンターしか手元になく、テスト印刷ができない状態。
で、お願い。
このデータをプリントして、仕上がりの感想を聞かせてください。
やりかたは簡単。
@写真データをデスクトップにコピーする。
@写真データを開き、プリンターの設定をA5、写真モードにしてスタート。
多くのご意見ご感想、待ってます!
アイスランド


*当然ながら、このデータを無断で商用に使うこと、及び転載は禁止です。

キングの勝ち!

キャンベルでギブアップ

ヒットした瞬間に「こりゃイカン!」と、ギブアップすることは無いだろうか?
このキャンベルリバーで見かけたフライフィッシャーは、そんなことの連続だった。
ヒットした瞬間にキングサーモンは流心にまっしぐら。
アングラーは成す術もなく、ただただラインの行方をむなしく見つめるしかない……。

今日、またまたフォトライブラリーから膨大な写真が返ってきた。
もう、押し入れはフィルムの山。
よくも、こんなに写真を撮ったものだと自分でも感心するが、フリーマーケットで売るわけにもいかず、かといってあの世まで持って行くには多過ぎる……。
1枚100円で、まるごと引き取ってくれる太っ腹の投資家って、いないかな~

なつかしい臭い

ペシャワール揚げ物屋

旅をしていると様々な臭いにであう。
その国ごとに、その街ごとに、特有の臭いがあるような気がする。

パキスタンとアフガニスタンの国境の街ペシャワールにも、甘ったるさとスパイスと獣じみた汗の臭いが入り交じった、独特の臭いがあった。
ボクは、その臭いがけっして嫌いじゃない。いや、むしろ、懐かしく思うほどだ。
それにしても、このおっちゃんが揚げていた、ハエをも寄せ付けない、ヌードルのようなオレンジ色の代物は何だったんだろうか?
いまでも、勇気をだして食べなかったことを後悔している……。

巨大ナマズ用フック

ナマズ用フック

釣り具屋でさんざん悩んだあげく、「これだ~」と思って買い込んだタックルがまるで役にたたなかった……そんな経験はないだろうか?
アマゾンのナマズ釣りがそうだった。
磯マグロからキングサーモンまで、大物釣りにはそれなりの経験と自信があったのだが、アマゾンでこのフックを見せられた時には、正直言って、「こりゃイカン」と、ある種のカルチャーショックを受けた。

インディオたちは、日が落ちると、このフックに鶏を丸ごとだったり、魚の大きな固まりを串刺しにして流れに放り込む。
そして翌早朝。ピラニアたちが活動を始める前に、プラスチックボトルから伸びた極太のラインを引っ張るあげる……といっても、ナマズのなすがまま。
丸太をくり抜いたカヌーで右往左往すること1時間。なんとも大きな口と長いヒゲが水面から現れた……

考えてみれば、カジキやマグロ用のフックは意外に小さい。
なのに、ナマズ用のフックは、なぜこうも大きくなくちゃいけないのだろうか?
だれかご存知であればご享受を!

モボ君

モボと靴

またまた愛犬モボ君登場!
「~イヌは庭かけまわり、ネコはコタツで丸くなる~」
なんて童謡があるけれど、モボ君は寒さがからっきし苦手。
「散歩に行くよ~」と声をかけても電気ストーブの前から離れようとしない。
でも、フライロッドを持って、「さて、多摩川に行くか~」と声をかけると、目を輝かせてリードをくわえてくる。
面白いことに、フライフィッシャーとエサ釣りの人を見分けることができるらしく、フライを振っている人を見かけると、仲間だと思って駆け寄って行く。
ちなみにモボ君は狂犬病の予防接種も、混合ワクチンやフェラリアの予防も受けているのでご安心!

太平洋サーモンVS大西洋サーモン

バンゴーの親爺

いつも思うのだけれど、大西洋サーモンと太平洋サーモン釣りでは、フライフィッシャーのマナーや気質、そして釣りのスタイルがまるで違うような気がする。
ヨーロッパと北米大陸といったように、環境や文化圏が違うなら納得できる。
だが、同じ北米大陸でも、アラスカやB.C.州など太平洋沿岸とニューイングランドやケベック州など大西洋沿岸では、驚くほどに違う。
ここで事細かに説明してもいいのだが、釣りに興味のない人にとっては退屈なだけなので、とりあえず簡単に説明すれば「釣ったもん勝ちじゃん!」と「河原でどんな時を過ごし、どう釣るかが肝心」の違いだと思う。

ボクの初めてのサーモン釣りはニューイングランドのベノブスコット川だった。
ディクソンプールの河原で自分の順番をただひたすら待ち続けた……。
その後、アラスカやカナダの太平洋サーモンを釣りに足を伸ばしたけれど、その、乱暴というか、手段を選ばぬ釣りに、しばし唖然としたものだ。
ま、大西洋サーモン釣りの、あの法外な入漁料や閉鎖的なシステムには多少不快感を覚えるが、ともあれ、老後はやっぱり大西洋サーモン派になりたいものだ……。
プロフィール

残間正之

Author:残間正之
北海道生まれの典型的AB型。辺境地の旅とフライフィッシング、そして雑種犬モボ君を愛するチョイ悪オヤジ。
カメラとロッドを抱えて世界69カ国を駆け回り、NHK「世界つり紀行」やスカパーの「旅チャンネル」や「釣りビジョン」に出演したほか,アウトドア関連雑誌の連載やFM横浜「ザバ~ン」の釣り情報などを担当。
主な著書に「だからロッドを抱えて旅に出る」「世界釣魚放浪記」「フライフィッシング・ハイ!」などがある。
追伸
ホームページ「Anglers Gallery」
ブログ「ゆるゆる北国暮らし」もよろしく。

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