年末のご挨拶その1
オランダの運河
待ちぼうけ
次のマックに行き着けるか

オーストラリアをドライブしているとよくみかける看板だ。
普段はファーストフードなんてほとんど口にしないのに、土漠のど真ん中を走っていると、こんな看板が妙に嬉しくなってしまう。
それにしても400キロ以上もの距離を走ってマックを食べに行くひとって、いるんだろうか!?
今日は急ぎの原稿もないので、トム・ウルフの「そしてみんな軽くなった」(ちくま文庫/青山南訳)を読んでいる。
『…これが1970年代ってやつでした。ハイスクールは性の浄土と化し、新左翼は長髪を切ってオシャレに転向、ジイさんは堂々と若い女性を追いかけ、ビジネスマンは昼休みにマリファナを回し飲み…』
いやはや、1970年代革命講座というだけあって、実に痛快。
1980年に書かれ、1985年に翻訳されて出版された作品。
同時代を過ごしたちょい悪オヤジにおすすめです。
ペルーのピラミッド
スローライフという貧乏暮らし
究極のネイティブ?

今、多摩川の極小オイカワにはまっている。
冬場のこの時期は新子が中心で、アベレージは4センチ前後。
大きくても6センチほど。
今、ボクが狙っている極小サイズは2~3センチで、それを、26~30番のドライフライで狙う。
昨日も午後から河原に行き、30分ほどで6匹ゲット。
最小は3センチ弱、最大は5センチ弱。
なんて物好きな……なんて思われるかもしれないが、何事も突き詰めて行くと面白くなってくるから不思議なもの。
小春日和の午後、河原でビール片手にスルメなんぞしゃぶりながら多摩川のこしゃくなオイカワと戯れる……いやはや、風流というか、これはこれで、かなり贅沢な時の過ごし方ではないかと自画自賛しているのだが……。
ロンドン100 Club

20年ほど前、ロンドンの旅行ガイドブックを書いた。
カーナビーストリートの、窓から道行く人たちの足しか見えない半地下の安アパートに寝泊まりし、毎日、カメラ片手にロンドンの街を歩き回った。
もともと人混みは苦手だった。
ブランド品や格式張った場所はもっと苦手だった。
だが、取材なので贅沢は言えず、結局、リッツやらハーディエイミスのような老舗を巡る日々だった。
そんな時、心を癒してくれたのがジャズクラブだった。
ワンパイントのビール片手に背もたれの固い椅子に腰掛け、ピアノの音に耳を傾けていると、なんとなく、慇懃無礼だったホテルマンも滑稽に思え、親近感さえ湧いてくるような気がした。
「Jazz Centre Socoety」「100Club」「Ronnie Scotts」……懐かしい。
今でも、あの当時と同じ場所にあの空間があって、あの時と同じような時間が流れているのだろうか……。
写真は100Club
モボ君カレンダー10~12月
モボ君カレンダー7~9月
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フィッシングカレンダー4~6月
フィッシングカレンダー1~3月
河口湖は相変わらず…
モボちゃんカレンダー
2007カレンダー(フライフィッシング編)
キングの勝ち!
なつかしい臭い
巨大ナマズ用フック

釣り具屋でさんざん悩んだあげく、「これだ~」と思って買い込んだタックルがまるで役にたたなかった……そんな経験はないだろうか?
アマゾンのナマズ釣りがそうだった。
磯マグロからキングサーモンまで、大物釣りにはそれなりの経験と自信があったのだが、アマゾンでこのフックを見せられた時には、正直言って、「こりゃイカン」と、ある種のカルチャーショックを受けた。
インディオたちは、日が落ちると、このフックに鶏を丸ごとだったり、魚の大きな固まりを串刺しにして流れに放り込む。
そして翌早朝。ピラニアたちが活動を始める前に、プラスチックボトルから伸びた極太のラインを引っ張るあげる……といっても、ナマズのなすがまま。
丸太をくり抜いたカヌーで右往左往すること1時間。なんとも大きな口と長いヒゲが水面から現れた……
考えてみれば、カジキやマグロ用のフックは意外に小さい。
なのに、ナマズ用のフックは、なぜこうも大きくなくちゃいけないのだろうか?
だれかご存知であればご享受を!
モボ君
太平洋サーモンVS大西洋サーモン

いつも思うのだけれど、大西洋サーモンと太平洋サーモン釣りでは、フライフィッシャーのマナーや気質、そして釣りのスタイルがまるで違うような気がする。
ヨーロッパと北米大陸といったように、環境や文化圏が違うなら納得できる。
だが、同じ北米大陸でも、アラスカやB.C.州など太平洋沿岸とニューイングランドやケベック州など大西洋沿岸では、驚くほどに違う。
ここで事細かに説明してもいいのだが、釣りに興味のない人にとっては退屈なだけなので、とりあえず簡単に説明すれば「釣ったもん勝ちじゃん!」と「河原でどんな時を過ごし、どう釣るかが肝心」の違いだと思う。
ボクの初めてのサーモン釣りはニューイングランドのベノブスコット川だった。
ディクソンプールの河原で自分の順番をただひたすら待ち続けた……。
その後、アラスカやカナダの太平洋サーモンを釣りに足を伸ばしたけれど、その、乱暴というか、手段を選ばぬ釣りに、しばし唖然としたものだ。
ま、大西洋サーモン釣りの、あの法外な入漁料や閉鎖的なシステムには多少不快感を覚えるが、ともあれ、老後はやっぱり大西洋サーモン派になりたいものだ……。