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スペインの魚市場

ルアルカ

行く先々で市場を覗き歩く。

お、こんな魚が……とか、
あれ、これって野菜? それとも果物?
……そんな驚きや不思議が沢山ある。
ときには買った分量よりおまけの方が多かったり、店番のおばちゃんに勧められるまま青唐辛子を頬張って、涙が止まらなかった事もある。

スペイン北西海岸の港町を散歩していて見つけた青空市場は、庶民の台所そのものだった。ホウボウやボラ、イワシ、エイ、シーバス……どれも小振りだけれど、おばちゃんの豪快な呼び声につられ、お客は買い物袋がいっぱいになるまで詰め込んでいた。
それにしても、市場のおばちゃんって、世界中どこでも元気で陽気でタフなのは何故!?
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円熟度は顔に出る!?

老アングラー

見た目は「おぬしやるの~」なんて雰囲気なのに、実際にロッドを振ったらまるでダメ、なんてフライフィッシャーをけっこうみかける。
ま、折りたたみ椅子を持ちこんで、ただひたすら大きなインジケーターを見つめているカンツリ専門のフライフィッシャーには雰囲気なんてどうでもいいことだろうけれど、せっかくフライを始めたなら、こだわりとか美意識が大切だと、ボクは思う。

この米国北東部バンゴーで出逢った御仁は実にかっこよかった。河原で入れてくれたコーヒーも、キャスティングのテクニックも、自分でタイイングしたというフライも、そのライフスタイルも話題も……なにもかもがシンプルで無駄がなく、それでいて熟成されたシングルモルトのように慎み深く、そして個性的だった。

いやはや、いつかはボクもそうなりたいと思う。

一歩先へ

グリーン川

足下に魚が群れているって分かっていながら、もう一歩前に……そう思ってしまうのがアングラーの性ではなかろうか。

米国グランドキャニオンに近いフレミングゴージダム下のグリーンリバーで見かけたフライフィッシャーもそうだった。写真をみての通り、水面下に黒い影が揺れている。なのに、足下の魚を蹴散らしてまで、前に進もうとする。
ま、この写真は上から撮っているのでよく見えるわけで、ロッドを振っている本人は足下にトラウトが群れていることなど気づかないことも多い。

考えてみたら、釣りに限らず、身近な出来事やら存在をついつい見過ごしたり、ないがしろにしてることってないだろうか。ボクの場合、実に多いような気がする……。

多摩川ナマズ

多摩川ナマズ

昨日、久しぶりに多摩川のナマズとご対面。体長50センチほどで、ハンドメイドのペンシルに飛び出てきた……そうだ(釣ったのは多摩川ナマズ愛好仲間)。

この顔を見て、「お、可愛い~」と思うか、「げ、グロテスク!」と思うかは意見の分かれるところだろうけれど、少なくともナマズは進化の過程で、この姿が生き残るために最適だったからこそこの姿になったわけで、これで目が大きかったり、ヒゲが無かったり、口が小さかったりしたら、きっと生き残っていなかったのだと思う。

この時期になると、何度もルアーで釣られ、口が曲がってたり、ヒゲが半分欠けていたりと、古傷をかかえたナマズも多い。数万年も独自の進化をとげてきた希少な魚だ。フックをバーブレスにすることは当然として、シングルにすることをぜひとも推奨したい。

アナログが消える日

青いピックアップ

先日、久しぶりに大型カメラでの撮影を依頼され、新宿の大型量販店のフィルム売り場に行った。一昔前まではワンフロア全部が、ありとあらゆる種類のフィルムで埋め尽くされていた。ところが、今はフロアの片隅に押しやられ、種類も数えるほど。大型カメラ用のボジフィルムに至ってはコダックもアグファもみつからない……。

このブログにアップしている写真のオリジナルはほとんどがポジフィルム。いつも、デジタルに変換した薄っぺらい写真じゃなく、オリジナルを見せたいな~ と思う。
この、ピックアップトラックのワンカットもそう。オリジナルはハイライトがとばず、シャドーがつぶれず、アリゾナの強い西日で肌が焼けそうな、そんな写真なのに……。

ジーンズ

ジーンズ

たしか、米国アリゾナ州のパウエル湖だった思う。「ジーンズのイメージ広告にどうかな~」なんて思いながらシャッターを押した。
あれから6年と半年……。いまだにオファーがない。ま、撮った本人が、このカットいけてるかも、なんて思う写真は、だいたいお蔵入りするもの。このブログと同じで、きっと自分だけが空回りしてることって、多いんだと思う。

このブログを書き始めて約8ヶ月。記事も170本を越えた。アクセス数も日々増えている。だが、今のナンでも有りのスタイルに限界を感じている。
「釣り」「写真」「旅」「人々の暮らし」等々……ボクにとっては違和感が無いのだけれど、釣り人にとってはその国の風俗習慣よりも、どうやったら釣れるかが重要だろうし、写真に興味の有る人にとっては、つまらない釣りの記事よりも、機材のことやデータ的な事も知りたいのではないのか……そう思ったりもする。
さて、どうしようか……。

少女の微笑み

ペルーの少女

高床式の軒下でブタが泥を引っ掻き回し、日向では鶏が砕いた魚の骨をついばんでいた。
いつもの情け容赦のないスコールが過ぎ去り、大気はちょっとだけ涼しく感じられた。

少女は素足だった。
花柄のTシャツは色褪せ、袖口がほつれていた。
手にナイフを持ち、マンジョーカの皮を器用に剥いていた。
ボクは少女にレンズを向けた。少女ははにかんだ。
そして、ちょっとだけ微笑んだ。
……1枚だけシャッターを押した。

ペルーアマゾンのイキトスで出逢った少女。
今でもボクの脳裏に焼き付いている。

ヘンな釣りびと

変な2人

この写真、どこか笑えませんか!?
実はこれ、某インテリア雑誌のコラム用に撮影したもの。ヤラセです。
場所は多摩川、モデル役は我らが多摩川のナマズ&フライ仲間。いやはや、後ろ姿でここまで絵になるなんて、さすが映画カメラマンとイラストレーター。

実はこの映画カメラマンがただ者じゃない。そもそもの出会いは4年ほど前の多摩川。当時、彼はナマズのルアー専門。多摩川仲間が次々とフライに転向する中、頑固にルアーにこだわっていた。
ところが、2年前の春。突然フライに目覚めてしまい、それからが大変。会うたびにタックルが増え、ついにはシイラにまで手を出してしまった。
2年間でフライフィッシングに注ぎ込んだお金は200万を優に超える……はず。なんとも、誘い込んだボクとしては責任を感じなくもない……。

売れ残り

トレバリー

こんなGT(ジャイアントトレバリー)を200本以上釣り上げたロッドがもどってきた。
実は3年ほど前、ルアーと完全に縁を切り、シーバスタックルは仲間に譲り、海の大物タックルは代々木の某ショップに委託販売をお願いしていた。ところが、つい先日「代々木のお店、今月で閉店だよ」と知人から連絡があった。考えてみれば、ここ2年ほど連絡もしていなかった。
で、昨日、そのお店に顔を出すと、悲しいかなGTロッドとサーモンロッドだけが売れ残っていた。古いものとはいえ、思い出のさんざん詰まったロッド。まして法外な値段をつけてたわけじゃないのに……。
……今どき「夢を追う」ようなタックルは流行らないらしい。

そんなわけで「いつかは海外で大物を……」と、夢見てる人いませんか?
パームス/コーラルスターCSP10620/10.6F/20lbクラス
フェンウィック/イーグル2/9F/10~25lbライン
(サーモン&スチールヘッド用ベイトロッド/20年以上前の骨董品?)
ズイールのアマゾン・ルアーボックス/ジグやプラグ20~30個入り
まとめて1万円ポッキリ。だれかお願い!!

性懲りもなく!

ティムコ

今日も祭日なのでアクセス数が少ないはず。そこで、前回に引き続き、性懲りも無くボクが関わった書籍関連をあれこれ……。

まずは、昔懐かしい1988年度版ティムコのカタログ表紙。
撮影場所はニュージーランド南島テ・アナウ湖。相前後して、何度か表紙写真を提供したが、今はもう手元にない。

料理ムック

アウトドア料理やインテリア、車、民族、ネイチャー系雑誌などにも多数関わった。
「はじめてのアウトドアクッキング」は、基本的に企画&写真担当だったのだけれど、ボクの簡単シェラカップレシピもちょっぴり登場している。

ガイドブック

1980年代の後半は四谷に事務所を構えて現役バリバリ! 
スタジオでモデルを撮る傍ら、ハワイ、ロンドン、ロサンゼルス、パリなどのガイドブックも書いた。考えてみれば、仕事とはいえ、女性向けのショッピングやグルメ記事をよく書いたものだ……。

カンツリ101

「管理釣り場のフライフィッシング101のコツ」著者=残間正之 イラスト=浜中節朗
エイ出版から2000年1月に出版された。正直言って管理釣り場には年に1、2度しか行かないけれど、管理釣り場ブームを見越して企画した野心作!? 
内容的にはテクニックではなく、フライフィッシングのコツをボクなりにまとめたハウツー本で、カサゴマンのイラストが笑える! 先日、新宿サンスイで見かけた……。

まだまだ、広告やPR誌の仕事を紹介すれば数限りないけれど、これ以上書くと嫌みなので止め。
……思えば、仕事なのか遊びなのか、どれもその境目が曖昧だよね……

見覚えあるだろうか?

スプール

週末、それも連休ともなるとアクセス数が激減する。みんなフィールドに出かけていると思うと、このブログの読者が健康だってことの証のようで嬉しい。
……このブログを更新したらボクも愛犬モボ君と多摩川なのだ……

さて、誰も見てない隙に仕事自慢!?
上の雑誌は、1997年に日本文芸社から創刊した季刊「スプール」。残間が企画からカバー写真まで担当した。日本各地のヒラスズキや四万十のアカメなど、内容は良かったのだけれど……2年ほどで休刊。トホホ

釣りムック

過去、村越正海氏や北村秀行氏のムックも多数企画制作に携わった。表紙を含めて、カラー写真のほとんどは残間の担当。当時、こんな本に関わっていたので「海のルアーの大物釣り師」と勘違いされる事も多かった。あの当時も今も、ボクは生粋のフライフィッシャーなのだけれど……

達人ムック

1997年秋に創刊したエイ出版の「ソルトウォーターの達人」。海のルアー雑誌で、釣りは「チャレンジ! エンターティメント! カルチャー! サイエンス!」とのテーマで企画した。その後、タイトルを変更し「ソルトワールド」として現在も続いている。……だが、ちょっと辛口だったボクの出番はもうない。

辺境地の旅人の心得

パプア子供

いつも競い合うようにしてボクのタックルを運んでくれたパプアニューギニアの子供たち。ご褒美は7色に変わるアメ玉と鉛筆。
ボクは、意味も無くモノをあげるのは嫌いだ。どんなことでもいいから、とりあえず用事を頼み、そのご褒美としてあげることにしている。
たしかに、彼らの暮らしを見ていると、せめてアメ玉だけでも……と思う。だが、一度でも「ナニもしないでも貰う」ことを覚えた子供は、観光客を見るたびにモノをねだるようになる。哀れで悲しいことだし、その様子を見ている大人たちのプライドを傷つけることにもなる。
*インドなどは「喜捨」の習慣があるので別。

話は変わるが、つい先ほど、腕時計が止まっている事に気づいた。考えてみれば、ここ1週間ほど携帯電話と一緒に机の上に置きっぱなし……だった。
……このまま、両方とも放っとこうかな~

イメージ

ニューメキシコ

ときにはこんな写真も撮っていた。あわよくば、広告のイメージカットに使えるかも……なんて考えてのこと。
だが、実際に使われた事は一度もない。きっと、これからも使われる事はないと思う。

考えてみれば、バブル時代には「これってナンの宣伝?」と思うような広告も少なくなかったような気がする。企業も広告代理店も消費者も、一緒になって想像力を膨らませ、おおいに遊び心と感性を刺激し合っていたような……。
今はどうだろう。イメージなんてどこ吹く風。なんとも笑える通販番組に代表される様に、ともかく「これお買い得だからさ、買ってよ、お願い!」の一点張り。企業イメージやら商品イメージなんてそっちのけ。とにかく、今、ひとつでも多く売って儲かればそれでオッケー、そんな感じである。
いやはや、仕事がないからと通販の仕事を受けているタレントさん。自分のイメージまで安売りしないほうがいいと思うけど……。

初めてのサーモン

フルーガー

初めてのサーモンは米国メイン州バンゴープールのアトランティックサーモンだった。
もちろん北海道生まれなので、子供のころ、近くの用水路に紛れ込んできた秋アジを銛で獲ったり、手掴みしたことはある。
だが、フライでは1982年の秋が初。
ヒットしたのは取材中だった。それも写真担当だったので、最後のランディングは初老のフライフィッシャーにお任せし、ボクはシャッターを切り続けた。
……あの時、ボクのアトランティックサーモンが初老のフライフィッシャーの腕からゆったりと故郷の流れに帰って行くシーンは今でも脳裏に焼き付いている。

写真のサーモンフライは、左下が当時アトランティックサーモン用にタイイングしたシルバードクター。
考えてみれば、当時は「美しくなければフライじゃない!」なんて豪語していたものだ。
一方、右上は現在カナダのキングサーモン用にタイイングしているフライ。
実用一点張りというか、美しさに欠ける。ま、アトランティックとパシフィックサーモンでは気構えというか、思い入れが違うし、フライのパターンも違うので単純に比較できないが、明らかに手抜きなのは見え見え。
「最近、老眼が……」なんて言い訳はしているものの、ちょっと反省。

これでいいのかな~

鴨

最近のテレビ報道はハンカチ王子だの皇室の男子誕生でもちきり。
よほど視聴者の知識レベルを軽んじているのか、それとも、国際社会や日本政府の直面している深刻な問題は伝えるな、庶民に難しい事は考えさせるな……という政府の陰謀か。
それにしても、皇室の世継ぎ問題、その昔のウーマンリブ(死語かもね)の猛女たちはどう考えているのだろうか? 
やっと勝ち取った男女の差別やら格差が、今また「男性社会」に後戻りしようとしているのに……。

ここ数日、サーモンフライを巻いている。トラディッショナルなフライを巻くには、入手困難なほど高価で貴重なマテリアルも多い。
だが、ボクのフライは、実に庶民的というか、どこにでもいるカモやキジ、ウサギやキツネの毛を使っている。(ちなみに、この写真の水鳥を網で捕らえてフライを作ってる訳じゃない。フライのマテリアルは、ブロイラーなどと同じく、特別な環境で飼育されているのでご安心を!)

「たかがフライ、されどフライ」。
いつも思うのだけれど、フライボックスを覗くと、そのアングラーの性格や志向がわかるような気がする。
……そこで、二面性の強いAB型のボクは、フライボックスを2種類用意している。
だって、自分の性格、知られたくないものね。

9.11&ルート66に思う

フラッグ

起こりえるべくして起きた同時多発テロ9.11から5年。相変わらずブッシュ大統領はホワイトハウスに居座り続け、中東や中米や中央アジア諸国に難癖をつけては喧嘩をふかっけ、あげくの果てに世界各地でテロ予備軍を生み出している。
おいブッシュ! おまえは罪も無い人たちの命を何万人奪えば気がすむんだ!?

残念ながら9.11で犠牲になった尊い命は、ブッシュに「テロを撲滅する!」という大義名分を与えたに過ぎない。まるっきりの無駄死にである。

米国を筆頭に、多くの国がイランの核開発を非難している。ロシアにもフランスにもイギリスにも中国にもアメリカにも、そんなことを言える資格なんてない。核保有国が、自分たちの核を破棄しないまま、お前の国は危険思想だから核の保有は認めない……なんて、厚顔無恥としかいいようがない。ほんの数十年前を思い出してごらんなさい。米国大統領の何人が核ミサイルのスイッチに手を触れた事か……。

ま、そんなこんなことを言いつつも、アメリカ旅行は気楽で楽しい。特にシカゴからロサンゼルスに至る旧道ルート66は、アメリカのもうひとつの側面を見るようで、時間のある旅行者にはお勧めだ。なにせ、打ち捨てられたような町の多くは、アメリカそのものからタイムスリップしたような、異次元の空気が流れているのである。
……でもね、ときたまインディオやメキシカンと間違えられ(特にボクは間違えられることが多い)、警官にホールドアップさせられたり、宿泊拒否などのあからさまな差別にあうので、要注意!!

ニュージーランド南島

ワナカ

ニュージーランド南島の某湖で撮ったこの写真、古くからのフライフィッシャーならビーパル等の雑誌広告で見覚えがあるかも。
当時、某メーカーからタックルやウエアの提供を受ける見返りに、ずいぶんと写真を提供したものだ。見本品のウエアを海外に持ち出し、そこで偶然出会ったアングラーに着てもらってパシャパシャ。考えてみれば、やっつけ仕事というか、かなり安上がりな撮影だったような……。

今日は雑誌の締め切りやラジオの原稿があって、ブログを更新している場合じゃなかったのだけれど、愛犬モボ君がパソコンに向かっているボクの膝の上で爆眠中だし、何人かはこのブログの更新を心待ちにしているかもしれないし(勝手な思い込み!)、昼食後の頭の休憩も必要だし……。ま、そんなこんなで、まるっきりメッセージ性の無い、どうでもいいような記事になってしまった。
考えてみれば、最近、ブログの内容が薄い気がするな……。

カレンダーのデザイン募集

ナラーン遊牧

最近、会ったばかりの人の名前を忘れてしまう。先日もビデオカメラの前で相手の名前が思い出せず、3度もダメ出しをしてしまった。相手にも申し訳ないが、本人的にもかなりショックである……。
……かと思えば、30年以上前に一度だけ会った人の名前を鮮明に覚えている事もある。
チョルタの兄のゴルゾマン。独身でちょっとホモっ毛があってオシャレで両親思い……。名前だけじゃなく、彼の生い立ちだって話せるほど。ほんと、人間の記憶能力って不思議である。

あと数日で急ぎの原稿も終わり。そろそろ2007年のカレンダーでも作ろうかと思っています。テーマは「釣り」「自然」「70年代の旅」……どんなのが良いですかね?
*お金がないので、もうひとつのサイト「世界つり紀行」にアップし、勝手にダウンロードしてもらおうかと……。
*テーマのリクエストや玉のデザインその他アイデアがあれば、コメントしてください!

若いもんには負けん!?

カラコルム

オヤジ臭い言い方だけれど、「まだまだ若いもんには負けん!」というのが、今回の山歩きで得た実感だ。
確かに20キロの荷物は厳かった。若い頃は……なんて思わなくもない。だが、いったん大鳥小屋まで登り、再度、仲間をむかえに途中まで下山する余力もあった。おまけに、料理担当もやってのけた。まだまだ「現役」である。

……実のところ、出発までは自信がなかった。心臓に持病を抱えているし、山歩きも5年ほどご無沙汰だったからだ。でも、人間というのは不思議なもので、自転車の乗り方を忘れないのと同じく、トレッキングシューズの紐を締め、ザックを背負って歩き始めると、身体が自然に山歩きのコツのようなものを思い出し、しまいには自然の中を歩く事の快感すら呼び覚ましてくれる。

20代は遊牧民と共にカラコルム各地を旅していた。4千メートルの峠も何のその。一日20キロや30キロ平気で歩いたものだ。思えば、あのときに旅しておいてよかったと思う。きっと今なら体力的にかなり厳しかったはずだ。
旅を終えていつも思うのだけれど、旅に「次」は無いような気がする。多少無理してでも「行けるときに行く!」それが肝心だと……。

ランキングのポチポチありがとうございます。おかげで、かなり回復しました!!

タキタロウの孫?

滝太郎

本舗初公開!? 正真正銘、大鳥池のタキタロウ予備軍の写真である。実際には、これぞタキタロウといった、下あごが上にしゃくれ、上唇が二つに割れた大物も釣れたのだが、悲しいかな雑誌発表までお預け……。

いま、このタキタロウの記事を書いているのだが、なにせ幻の魚だけあって、過去の文献を紐解いても、信憑性という点でかなり疑問がある。そもそもタキタロウの名前の由来も諸説あり、さらには、「2メートルのを見た!」といっても、しょせん「目撃談」に過ぎず、さらにまた、「1メートルのが捕獲された!」などといっても、すべて胃の中に治まり(幻の魚を食べるなんてあんまりだよね)、現存するのは魚拓と40センチほどのホルマリン漬けがやっと……。
とはいえ、雑誌に発表するいじょう、あまりでたらめな事も書けない。ま、自分が見たまま感じたまま、残間的タキタロウの一考察を書くしかないと思う。さて、原稿料は雀の涙ほどだけど、7頁分、一気に書くぞ~

大鳥池のタキタロウ

大鳥池

20キロのザックを背負って5時間半。いやはやタキタロウ伝説の地、山形県朝日村の大鳥池は想像以上にきつかった。特に2つ目の吊り橋を渡ってからの急坂は20分登って30分休憩状態。50分のルートに2時間ほど費やす体たらく。昔なら3時間もあれば登れたはずなのに……情けないやら悲しいやら……。
とはいえ、冷たく美味しい沢水が飲み放題。おまけに、ブナの巨木が生み出すマイナスイオンは体内に溜まった毒素を浄化するには十分。これで荷物が10キロ以内なら最高の山歩きコースなのだけれど……。

その昔、女人禁制の神聖な池として崇められ大鳥池は、ブナの原生林に囲まれた標高966メートルの高山湖。神秘の湖に相応しく、濃いエメラルドグリーンの水をたたえていた……

……続きは明日。
そうそう、最近、ランキングが急降下中。たまにはポチポチよろしく。
プロフィール

残間正之

Author:残間正之
北海道生まれの典型的AB型。辺境地の旅とフライフィッシング、そして雑種犬モボ君を愛するチョイ悪オヤジ。
カメラとロッドを抱えて世界69カ国を駆け回り、NHK「世界つり紀行」やスカパーの「旅チャンネル」や「釣りビジョン」に出演したほか,アウトドア関連雑誌の連載やFM横浜「ザバ~ン」の釣り情報などを担当。
主な著書に「だからロッドを抱えて旅に出る」「世界釣魚放浪記」「フライフィッシング・ハイ!」などがある。
追伸
ホームページ「Anglers Gallery」
ブログ「ゆるゆる北国暮らし」もよろしく。

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