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懐かしのセーヌ

シトロエン

写真家として現役だったころ……というべきか、地球放浪者として現役だったころ、ヨーロッパ旅行の拠点はパリだった。
パリが好きだった訳じゃない。
たまたま格安航空券の行き先がパリだったことと、南ヨーロッパに向かう鉄道を利用するには好都合だったからだ。
……そうそう、出稼ぎ労働者相手の安宿と大学の学食も貧乏旅行者には魅力だった。

いつも数日しか滞在しないのだけれど、一度だけ仕事の都合で3週間ほど足止めを食い、セーヌ川で釣り糸をたれたことがある。
エサは水草で、釣れたのはウグイのようなコイ科の魚だった。
「セーヌの釣りびとヨナス」という本によると、パリの人たちは好んで食べるそうだが、ボクには犬の糞やらネズミの死骸が漂うセーヌの魚を食する勇気がなかった。

考えてみれば、セーヌで釣り糸を垂れることも、セーヌの魚を食する機会もあれから一度もない。
今思えば、惜しいことをしたような気がしないでもない……。
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オイカワだって…

オイカワ02

集団で群れ泳ぐイワシやアジはボツ個性的。
目立たないこと、それが身を守るひとつの手段だからだ。
(……人間社会にもいるよね。とりあえず波風立てずに定年まで、なんて人が……)

サーモンも同じ。
大きな群れで海を回遊しているときには、個性なんてまるで感じられない。
ところが、故郷の川に遡上し始めるとオスは日を追う毎に個性的になる。
全身真っ赤に染まるサーモンもいれば、顎がシャクレ、牙をむき出したサーモンもいる。
子孫を残すためには、ありとあらゆる方法でメスにアピールしなくちゃならない。
命の危険なんて顧みていられないのだ……。

多摩川のオイカワ(関東ではヤマベ、関西ではハエ)も同じ。
暦の夏至が過ぎるとオスたちの婚姻色が鮮明になり、じっくり観察すると顔つきや紋様が1尾ごとに違い、ついつい「頑張れよ!」と声をかけたくなってしまう。

ま、4匹4様。とくとご覧あれ!

オイカワ01

オイカワも命を繋ぐために必死。

オイカワ03

この個性に敬意を払って「キャッチ&リリース」よろしく!

バラクーダ(鬼カマス)

バラクーダ

正統派のフライフィッシャーには「節操がない!」と言われそうだが、バラクーダはボクのお気に入りの対象魚だ。
なんと言っても、サイトフィッシングで狙えるし、そのスピードとパワーが半端じゃない。

12番のタックルにワイヤーリーダー付きの大型デシーバー。
バラクーダを発見したら、その数メートル前方にプレゼンテーション。
フライが着水すると同時に、バラクーダが全速で突進してくる。
そして、そのフルスピードのままフライをくわえるからたまらない。
ガチガチに締め込んだドラッグが空しく反転し、フライラインが水面を切り裂く……。

いやはや、リールのハンドルで何度指を骨折しそうになったことか……

テーマ : フライフィッシング
ジャンル : 趣味・実用

なんだかな~

ゴールドリバー

北海道を旅していて気になることがあった。
釣りの地域格差というか、ポイント格差が広がっている。
雑誌やネットなどに紹介されたポイントは順番待ちするほどアングラーが多い。
なのに、名の知れぬ小さな河川はエサ釣りのおっちゃんすらいない。
ま、ボクのようなアウトロータイプの釣りびとにとっては、どこに行っても貸し切り状態なので歓迎だが、正直言って、どんどん画一化し情報に右往左往するアングラーを見ていると笑っていられないような気がしないでもない。

そうそう、今回、夏休みにも関わらず、磯遊びする家族が皆無なのにも驚いた。
考えてみれば、ジュノーケリングの道具など抱えて海辺にいようものなら、完全に密猟者扱い。
沖からは監視船に覗かれ、道路からは双眼鏡で監視される。
北海道の海辺はいつから漁師占有になったのだろうか?
放流し、保護しているアワビやウニなどの海産物を守る為だというが、そのためにごく普通の磯遊びまで監視し、小さなツブ貝を採取することさえ規制する権利があるのだろうか?
昔はモリで磯の小魚を突いて自然や生き物たちの尊さを学んだ……。
だが、いまや行き過ぎた規制のため、それも難しい……。
……なんだかな~

写真はカナダB.C.州ゴールドリバー

なんちゃってサーモンFly

ジャングルコック

ボクのサーモンフライは、ここ数年、どんどん小さく、かつ地味になっている。
最近では、シルバーやピンクサーモンの場合10番前後、キングサーモンでも4~8番が主流だ。
アピール性が低下する分、「ナチュラルドリフトで食わせる……」そんな感じの流し方を要求されるが、スレ掛かりが格段に減り、ヒット率も数段アップしている……ような気がする。

さて、キャストもタイイングもまるっきり自慢できないのだけれど、たまたまことの成り行きでサーモンフライのタイイングを紹介することになってしまった。
あくまでも、なんちゃってスタイルの量産型サーモンフライなので、「こんなのはサーモンフライじゃない!」なんてお叱りはご容赦を!!

ボディ

フックはサーモンの8番。
なんちゃってサーモンフライとはいえ、サーモンフライらしさを演出するには要所要所を決めなくちゃいけない。
そこで、スレッドでしっかり下巻きし、テールの部分にシルバー、レッド、イエロー、さらにピーコックを巻き込み、そしてボディ部分はシルバーのホロツイストにブルーのコパーワイヤーを巻く。
(ボクの場合、釣り場の状況によって板オモリを巻き込む)

ポーラーベアー

ボディウイングには、ポーラーベアーを使用しているが、手元にない場合、カーフテイルやカーフボディの白やオレンジ、ブルー系でもオッケー。
あくまでも「なんちゃってフライ」なので、マテリアルは手元にあるもので間に合わせるのが基本!

ピーコックソード

ピーコックソードの長さはシャンクからはみ出さないのが基本。
ボリュームを出すため、ボクの場合は半分の長さのソードを重ねて巻いてある。

「なんちゃってフライ」といえども、いや「なんちゃってフライ」だからこそ、最後にジャングルコックを両サイドにビシッと付けて完成!(上段の写真)

1本巻くのに所要時間せいぜい10分。
過去、このパターンでスチールヘッド、キング、チャム、ピンク、レッド、シルバーを釣った実績有り!
お試しあれ!

アドベ(日干しレンガ)

アドベ工場

先週、ペルーでマグニチュード8の大地震が発生。
震源地近くの村では建物の80パーセントが倒壊し、死者540人、負傷者1500人を越えた。

10年程前、遺跡調査の為、ペルーに何度か滞在した。
日本と同じく地震の多い国だが、貧困に窮する住民の多くは「アドベ」と称する日干しレンガの家に住んでいた。
アドベは木枠に泥と藁を刻んだ結合材を混ぜ、天日で数日乾かしたもの。
当然ながら雨に弱く(ペルーの海岸部はほとんど雨が降らないため、屋根の無い家も多く見かけた)、おまけに鉄骨などの補強材も入っていないので、ちょっとの地震でも倒壊してしまう……。

新潟地震の被災者共々、一刻も早い復興を切に望みたい。

写真は被災地ピスコ近郊のアドベ工場

多摩川ナマズ

ナマズ粋人会メンバー

北海道旅行の直前、某つり雑誌編集長から「ナマズの記事をなんとか……」と連絡があった。
はっきり言って、赤提灯でビールを飲んだらおしまい……といった激安ギャランティで有名な雑誌。丁寧にお断りしようと思ったのだが、なにせ編集長とは旧知の仲。
おまけに、日頃から多摩川ナマズにはそれなりの思い入れがある。
そこで、多摩川のナマズとライギョを追いかけて20年のナンクルナイサー中村を筆頭に、マイスター武田、パパ川原のナマズ迷人に協力要請!!

かくして土曜日の夕方、ビールで振らつく足を引きずりつつ某ポイントを目指した。

ラクーンハウスルアー

ボクの友人がナマズ用に制作してくれたダブルスイッシャーとペンシルマウス。

ナマズ大王ルアー

ナンクルナイサー中村が20年の歳月をかけて完成させたペンシル。
過去、200本以上のナマズがこのルアーの餌食となった……。

ナマズ

太陽が水平線に沈み、水面をコウモリが羽ばたき出した途端、穴馬とも言うべきパパ川原のジッターバグが炸裂!

ま、詳しくは今月末発売予定の某釣り雑誌でどうぞ!

トホホな釣り取材

キスピヨックス

今から四半世紀前のこと。
カナダのキスピヨックスでひとりのフライフッシャーに出会った。
お互い、スチールヘッドを狙い、冷たい流れに腰まで浸かっていた。

釣れないよしみであれこれ話していると、米国「FIELD&STREAM」の記者だと言う。
ボクも、当時は「フィールド&ストリーム」日本版に海外の記事を不定期連載していた。
同業者である。
おまけに、釣りの腕もさほど変わらず、アタリが無いのも一緒だった。

だが、ひとつだけ決定的な違いがあった。
彼の取材期間は1ヶ月で経費は会社持ち。
一方、ボクの滞在期間は1週間。それも自費。

う~ん
今も昔も、日本の釣り雑誌なんて、こんなもんだよね~
プロフィール

残間正之

Author:残間正之
北海道生まれの典型的AB型。辺境地の旅とフライフィッシング、そして雑種犬モボ君を愛するチョイ悪オヤジ。
カメラとロッドを抱えて世界69カ国を駆け回り、NHK「世界つり紀行」やスカパーの「旅チャンネル」や「釣りビジョン」に出演したほか,アウトドア関連雑誌の連載やFM横浜「ザバ~ン」の釣り情報などを担当。
主な著書に「だからロッドを抱えて旅に出る」「世界釣魚放浪記」「フライフィッシング・ハイ!」などがある。
追伸
ホームページ「Anglers Gallery」
ブログ「ゆるゆる北国暮らし」もよろしく。

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