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管釣りオタク

槻の池その1

今年もあちらこちらと釣り歩いた。
プライベートでは北海道が多かったが、取材では管理釣り場もどきの湖も少なくなかった。
おいおい「最近はカンツリ専門かよ~」なんて思われたくなかったり、なんとなく面倒だったりで、このブログで紹介しなかった釣り場も多い。

この写真は八ヶ岳のリゾート地にある「槻の池フィッシングエリア」。
周囲はゴルフ場に囲まれ、周囲約650メートルでスペイキャストも十分楽しめる広さ。
放流直後の数日を除けば、客も少なく、のんびり貸し切り状態。
魚種はニジマス、イワナ、ブラウンが主で、50センチを越える魚も少なくない。
(取材の合間にドライの「ホットケ」スタイルで曝釣でした=参考までに!)

槻の池その3

最近、管理釣り場で気になっていることがある。
ちょっと怪しい雰囲気というか、オタク系のアングラーが増えているように思う。
周囲の状況が目に入らないというか、自分の世界にどっぷりと浸りきってる感じ。

ルアーロッドを狙撃者のように構え、微動だにせず、ただひたすらリールを巻く……。
まるで、ゲームセンターの射撃ゲームに熱中してるのと変わらない。
視線の先には生命の神秘に満ちた魚じゃなく、たんなる「獲物」が映っているんだろうな~きっと。
(槻の池ではそんなアングラーを見かけませんでした。誤射される心配無し! ご安心を!)

槻の池その2
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冬のカブール

アフガニスタン

アフガニスタンでは、相変わらず反政府組織タリバンの紛争が続いている。
(タリバンの行為をテロと断定するのは個人的に避けたいと思う)
今年も130件以上の爆破行為があり、今月6日にも100人を越す犠牲者がでた。

日本外務省は7月25日に「退避の勧告」を発令し、いまもその状態が続いている。

1970年代当時、アフガニスタンのヘラートやカブールはネパールのカトマンズと並んで、貧乏旅行者のオアシス的場所だった。
1日200円。寝袋に潜り込み、暖房用の薪を買わなければ150円で過ごすこともできた。
人々の暮らしは貧しかったが、モスク周辺のバザールはそれなりに活気があった。

ときには、古びた楽器の値段交渉で2日間も費やすことがあった。
丸一日、チャイ(茶)をすすりながら暇なオヤジたちとだべったり、銀細工職人やブリキ職人の手元を眺めたり……なんてこともあった。
コーランの教えを説かれたこともあった。

当時を懐かしむつもりはない。
時代とともに、人々の暮らしや考え方が変わって当然と思う。
だがしかし、当時の「なにもない日常」こそが、ほんとは平和だったのでは……そう思う。

大国の思惑なんてどうでもいい。
まずは、普通の暮らしを彼ら彼女らに戻したい……切にそう願う。

バクシーシ

カルカッタ

1970年代初頭のカルカッタ。

当時は「混沌」と「貧困」がインドの形容詞だったような気がする。
駅の待合室、路地裏、ありとあらゆる路上……いつでもどこでも「バクシシ、バクシーシ」と、無気力で疲れきったような、つぶやきにも似た「お恵みを…」の声を聞かされた。

あれから30年あまり……いまや世界に冠たるIT大国。
がしかし、はたして本当なのだろうか。
ただ単に、貧しい者は見捨てられ、社会格差が広がっただけなのではないだろうか?

疑問を感じない?

メイン州フライフィッシャー

先日、所属するマリンジャーナリスト会議の定期総会に出席した。
そこで近況を聞かれ、「北海道では条例で川でのサーモン釣りが禁止。世界中でこんなアホな国は日本だけ……」なんてことを話した。
他のメンバーの話によると、北海道ではマイボートでクルージングするときにも許可申請が必要なのだそうだ。
自由に釣りもできず、自由にボート遊びもできない……これって疑問に思わない?

以下は某雑誌に先月発表したコラムの一部。

 ……つい先日、北海道の某所で川を埋めつくほどの鮭に遭遇した。実に壮大かつ感動的なシーンだった。だが、不思議なことに「川原で熱狂するアングラー」を一人も見かけない。
 考えてみれば、北海道内水面漁業調整規則の第2章22条で、川で鮭鱒(桜マス、樺太マス、紅マス、銀マス及びマスの助)を漁業関係者以外が捕獲することは周年禁止。この条例に違反すると6ヶ月以下の懲役若しくは10万円以下の罰金に処せられる。
 しかし、この条例が施行されたのは昭和39年11月12日のこと。その後何度か細部が改正され、一部河川で「鮭鱒有効利用調査」と称する鮭釣りが解禁されているが、これも解禁とは名ばかりの玉虫色の処置。
 その一方で、サーフではエサ釣りのおっさんが1人で10本以上もの竿を並べ、沖ではボートアングラーが釣り放題。なにせ、内水面と違い海釣りにはほとんど規制がない。
 こんな制度は世界広しといえど、北海道くらいのもの。アラスカやカナダ、そして北欧やヨーロッパ諸国で、「川に遡上したサーモン&トラウト釣り禁止!」なんてことになったら大ブーイングが起きるはず。いや、「釣り人の権利を死守せよ!」などと暴動だって起きかねない。
 そこで提案である。日本も欧米諸国に見習って、県や道がフィッシングライセンスを発行してはいかがだろうか。

以下は米国とカナダの例である。

 米国カリフォルニア州では「淡水」「海水」ともにスポーツフィッシングライセンスが必要で、1日$12.10、10日間$37.30。年間が居住者$37.30、非居住者$100。
 カナダも同様に「淡水」と「海水」のライセンスがあり、ブリティッシュコロンビア州の場合、淡水が居住者1日$10、非居住者1日$20。年間は居住者$36、外国人$80。海水は州の居住者1日$5.57、年間$22.26、シニア(65歳以上)年間$11.66、16歳以下は無料(両国とも特定の地域やキングサーモンなど特定の魚種は別途ライセンスが必要)となっている。

 ……しつこいようだが海や川や湖は国民の共有財産だ。漁協に任せっきり、漁業者優先の条例なんて今どき時代遅れもはなはだしい。はっきり言って行政の怠慢だし、アングラーがそれを容認していることも大いに問題だ。

 ……当然ながら、環境や資源保全のためには釣り人も相応の負担が必要である。このさい、地方の行政は財政難解決のためにもスポーツフィッシングのライセンス制度を検討してはいかがだろうか……。

信州サーモンって!?

信州サーモン

先週、取材で蓼科高原の姫木湖に行ってきた。
湖とはいっても、周囲600メートルほどの溜め池。

そこで、通称「信州サーモン」とか「赤マス」と呼ばれるニジマスが釣れた。
サイズは60センチを越え、見た目は凛々しいのだが、泳ぎを知らないまま大きくなってしまった過保護なガキといった感じで、ファイトどころか、溺れないのが不思議なほど。

考えてみれば、最近はバイオ技術の進歩で得体の知れないトラウトが次々「生産」されている。
芦ノ湖などに放流されている肥満状態の「ドナルドソン」を始めとして、3倍体の「ヤシオマス」「クイーントラウト」「ハイネストラウト」……。
ブルックとイワナを交配させた「ジャガートラウト」、ブラウンとブルックの交配種「タイガートラウト」、イワナとニジマスの交配種「ロックトラウト」……。
さらにはホウライマスとイワナを交配させた「イバリンボー」やアマゴとホウライマスを交配させた「アマエンボー」なんてのもいるらしい。

姫木湖

ま、管理釣り場はゲームセンターのようなもの。
どんどん新しいゲームやらキャラクターを投入して、お客を飽きさせないようにしたいという経営努力は理解する。
でもね~ 
トラウトもチャーもサーモンも……数億年の進化の過程でやっと今の形に落ち着いた訳で、それを人間の都合であれこれいじくり回していいんでしょうかね……

若い頃は……

カラコルム

このところ体調不良でドクターストップ状態が続いていた。
それでも取材に行ったり、原稿書いたり、スペイの練習をしたり……。

人間を半世紀以上もやっていると、あちらこちらにガタがくる。
なのに、「若い頃は……」なんて具合に無理をして、あとで後悔することになる。

考えてみれば、20代の頃は5千メートルや6千メートルの山なんてへっちゃらだった。
1ヶ月間シャワーを浴びなくても、半年間トイレットペーパーが無くても平気だった。
20キロのザックを背負うことも、1日中歩き続けることも苦にならなかった。
13番のシングルハンドを一日中振り続けることだってできた。

ま、体力的に下降線を辿るのは致し方ない。
その分は「経験でフォローを……」なんてのは、やっぱり中年オヤジの言い訳か……。

写真はヒマラヤやカラコルムに通い詰めていた20代のワンショット。

カナダ/ウインタースチールヘッド

スチールヘッド釣り師

同行者緊急募集!
バンクーバー島(カナダ)のウインタースチールヘッド1週間の旅!
日程は12月27日~1月4日
料金は25万円前後(最近はカナダドルも高くて……)

はっきりいってレインシーズンなので過酷です。
釣れる保証はまるでありません(もちろんチャンスは無限です)!
それでも「やってみたい!」というフライフィッシャーは今週中に応募を!

スチールヘッド

かなり過酷な釣りが予想されますので、誰でもというわけにはいきません。
1 海外遠征経験が3度以上ある人
2 フライ、それもスペイかダブルハンド経験者
3 寒いとか、雨が辛いとか、泣き言を言わない人
4 酒が多少飲める人

北海道の管理釣り場5

ビッグファイト全景

今回の北海道カンツリ巡りで「どうしてもロッドを振ってみたい!」そう思ったのが、
「ビッグファイト松本」
北海道伊達市大滝区愛地町52-4
電話0136-33-6106

なぜ、タックルを借りてまでフライをキャストしたかといえば、同行のルアーマンたちが大苦戦を強いられ、なかなか魚の写真を撮れないというのもあったが、最大の理由は、ビッグファイト松本の魚たちは、ここで生まれ、ここで育ち、ここで産卵……つまり自然繁殖していると聞いたからだ。
もちろん、限られた人工的なスペースに押し込まれ、ときたまエサも与えられている。
だが、5面ある池は、どれも大岩があったり倒木があったり……と、心憎いほど。
おまけに、インフォメーションボードには「現在までロッド128本、リール47個が破損!」と誇らし気に書かれている。
これは、もう管理釣り場がどうのこのなんて言っていられない。

魚影

水は限りなく透明で、魚たちは人間なんて見慣れたもので逃げもしない。
(アベレージは45センチ前後で、中には70センチ強も!)
ここだけの話ですけど、フェザントテールの18番、効き目あり!

ビッグファイト尾

リリースするとき、こんな尾ビレで水をかけられたら、釣りびととしては本望だよね!

ブッグファイト魚

今回の北海道カンツリ巡りは今月末発売の「アングリング・ファン」に詳しく掲載されます。
ま、売れたからってボクのギャラがアップする訳じゃないけれど、個人的に北海道の管理釣り場を応戦したいので、立ち読みでもいいから、観てください!!

北海道の管理釣り場4

エリア尻別川

人間の脳には「楽観的な思考」をつかさどる領域があるそうだ。
思うに、「釣りびと」はその楽観的な思考をつかさどる「前部帯状回吻側部」の活動が活発なのではなかろうか。

フライはとても小さく頼りなげ。
「こんなチッポケで臭いも味もないものを……」なんて悲観的に考えるようじゃ、5分も我慢できないはず。
未来を楽観的に考えられるからこそ、いつも「次こそ必ず!」「今度こそ絶対!」などと自分に言い聞かせてキャストを繰り返す……。

さて、北海道の管理釣り場その3は、
「フィッシングエリア尻別川」
北海道磯谷郡蘭越町字豊国230
電話0136-57-5351
その名の通り尻別川の本流、それもとある一級ポイントのすぐ側にある。
今まで看板は目にしていたのだが、立ち寄ったのは初めて。
正直言って、ロケーションは休耕田に水を張ったような感じでいかにも管理釣り場然。
だが、放流されている魚のほとんどがスチールヘッド(……とのこと)。
そのパワーは半端じゃない(……らしい)。
(例によってボクはフライをキャストしていないので、同行者の話)

ま、個人的にスチールヘッドのランドロックは釣ったことがないので、はたして下の写真がランドロックのスチールヘッドであるか、それとも単なるニジマスか、ボクには断言できないのだが、ともかく50センチ前後のヒレピントラウトが釣れることは確か。

尻別川のニジマスに嫌われたときには、癒されに立ち寄ってみてはいかがだろうか!

エリア尻別スチール
プロフィール

残間正之

Author:残間正之
北海道生まれの典型的AB型。辺境地の旅とフライフィッシング、そして雑種犬モボ君を愛するチョイ悪オヤジ。
カメラとロッドを抱えて世界69カ国を駆け回り、NHK「世界つり紀行」やスカパーの「旅チャンネル」や「釣りビジョン」に出演したほか,アウトドア関連雑誌の連載やFM横浜「ザバ~ン」の釣り情報などを担当。
主な著書に「だからロッドを抱えて旅に出る」「世界釣魚放浪記」「フライフィッシング・ハイ!」などがある。
追伸
ホームページ「Anglers Gallery」
ブログ「ゆるゆる北国暮らし」もよろしく。

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