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ソルジャーハンター

盗掘者だって真剣

昨日、一緒にペルー各地の遺跡を駆け回った建築工学の教授がTVに出ていた。
髪にもヒゲにもずいぶん白いものが混じっていたが、知人が現役で活躍しているのを目にするのは嬉しい。
ちなみに、その番組の内容は「チャンカイ遺跡のさらにその下から推定5,000年前の遺跡が発見された……」というもの。それが事実ならインダス文明やメソポタミア文明など、世界の古代文明発祥図が塗り変わる。

ペルーは遺跡の宝庫と言っても過言じゃない。
ジャガイモ畑に土器がころがっていたり、貴重な住居跡が家畜小屋になったりしている。
おまけに、遺跡のある所には必ずと言っていいほどワッケーロ(盗掘者)がいる。
ま、盗掘者なんて言うと響きが悪いが、ある意味でソルジャーハンター。

写真の真剣な眼差しのこの少年もワッケーロだ。
我々を遺跡調査団だと知ってか知らずか、遺物を売りにきた。
断っておくが、たとえ祖先が残した物とはいえ、盗掘は犯罪。
だがしかし、考古学者にとってワッケーロは水先案内人のようなもので、互いに反発してはいるものの持ちつ持たれつの関係なのだ。

なにせ、スコップ一本と体力と根性さえあればあれば一躍千金も夢じゃない。
ボクもペルーで生まれていたらワッケーロになっている可能性が高いかも……。
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4年目

マナウス桟橋

ブログを書き始めて4年と少し。
更新回数は600回を越え、「オヤジのつぶやき」も今日で102回目。
毎回、しょうもない文章にお付き合いいただき、心より感謝です!

ボクは「継続は力なり」なんて考えている。
このブログも、ま、いつかは何かの役に立つかも……そう考えて気楽に始めた。
最初は数人だった訪問者も、いまではホームページも含めると毎日数百人。
ときには2chの火種になって「バカヤロ~ やめてやる!」なんて思ったりもするけれど、ま、世の中いろんな考えの人がいるわけで、「これが有名人の辛さか~(笑)」なんて自分を納得させて今に至っている。
……とはいえ、始めるのも止めるのも簡単だけれど、続けるのはいがいと難しい。おまけに実名ブログなので多少のストレスが無い訳じゃない。

眠気を誘う文庫本とハンモック……それだけで旅に出たい。
焼き玉エンジンの甲高い音と妙に催眠効果のある振動、熱帯雨林のジャングルが発散する濃厚な大気、調理場から漂う揚げ油の香り、赤ちゃんの泣き声、オヤジのいびき、ブリキ食器の触れ合う音、子供を叱るかーちゃんの甲高い叫び声、カセットデッキから響き渡るサルサ……。
そんなこんなを肌や耳で感じながらデッキに吊るしたハンモックでウトウト……。

でも、貧乏性のボクには無理だろうな~
きっと、1日で文庫本の活字の隅から隅まで読み終えて、アマゾネスたちの豊満なお尻も見飽きて、ピンガも飲み飽きて……

写真はアマゾン中流域マナウスでのワンショット

セルラー監獄

セルラー監獄1

北海道移転に備えて少しずつ写真を整理している。
今日は自分でも忘れていた写真がみつかった。

インド東部のコルカタの沖1,000キロに点在するアンダマン諸島。
その地で25年ほど前に撮影したセルラー監獄(刑務所)跡の写真だ。
例によって、日の目を見る事のなかった一枚。

17世紀から19世紀の中頃までアンダマン諸島はイギリスによって支配され、イギリスの植民地支配に立ち向かう周辺諸国やインド人政治犯の流刑地だった。
そして、その象徴的な建物がセルラー監獄。
当時はカメラの持ち込み禁止。
自動小銃を抱えた警備員が鋭い視線を光らせていた。

考えてみれば、当時は恐いもの知らずというか、ちょっと無謀だった……。

セルラー監獄跡

熱帯雨林のたくましい植物たちが根を伸ばし絡みつく。
歴史から置き去りにされた、いや、できれば抹殺したい過去もあると思う。
今じゃ、この写真も貴重な証拠資料かも……。

ないものねだり

オーストラリア南東部

ナンにもない所にポツネンとベイトショップがあった。
「次のマックまで500キロ!」なんて看板が当たり前のオーストラリアでは、どうしてこんな場所にこんな店が……なんて思うことが少なくない。
きっと、客が来るかどうかなんてことはさほど関係なく、ただ単にオーナーがその場所でやりたいからやってる……だけなのかもしれない。

ボクにはちょっとした拘りがある。
それは、現場で「無いものねだりしない」こと。
どうしてもアレが欲しい、どうしてもアレが食べたい……なんて考えない。
釣り場でだって、アレがあれば、もう少しこうだったら……なんて考えない。
いつだって、そこに有るもので工夫するか、諦めるか、満足することにしている。

考えてみれば、その場の状況に順応するのも早い方だと思う。
ま、順応力や適応力が優れているというより、諦めが早いだけかもしれないけれど……。

贅沢な旅

キンバリー高原

20代から40代にかけて年間200日以上旅の空だった。
キャンプや野宿が100日以上なんてことも当たり前だった。

オーストラリア北西部キンバリー高原。
荷台にウイスキーと寝袋とタックルとカメラを積み込んでサバンナを彷徨った。

ワイルドハンター、ブルースのキャンプはシンプルそのもの。
テントもランタンもバーナもトイレットペーパーもテーブルも椅子もタープも無い。
あるのは分厚い寝袋とフライパンとブリキのコップと皿とナイフとスコップ……それだけ。

夜明けとともにペイパーバックツリーの小枝を集め、カンガルー肉のソーセージと目玉焼き、そして、空き缶で煮込んだコーヒー……。
昼間、無邪気な鉄砲魚やバラマンディと戯れつつ、クロコダイルの目を盗んで水浴び。
夜、ワイルドドックの遠吠えをに耳を澄ましつつ、南十字星の下、揺れる炎を眺めつつウイスキーをチビリチビリ……。

考えてみれば、ここ数年、こんな旅をしていない。
「温泉付きで、インターネットが……」などと、かなり贅沢になった。
でも、本当に贅沢で豊かな旅や暮らしって、便利なことや物質的に満たされることと、ある意味では反比例するのではなかろうか……。

直接伝えたい

パプアニューギニアの子供たち

穴だらけの空き地に単発機が翼をきしませながらランディングした。
ロックの壊れたシートベルトを外し、ザックを抱えて外に出る。
そこには、こんな辺境の島まで釣りにくる日本人って「どんなやつだろ~」などと、多くの学童たちが待ち構えていた。
考えてみれば、辺境地を旅していると村中の人たちが集まってきて、20ミリの広角レンズに収まりきらない、なんてことが何度もあった。
その度に、好奇心をストレートに表現できるって「いいよな~」そう思ったものだ。

雑誌、テレビ、新聞、ラジオ……長いことマスメディアに関わってきた。
伝えたいことはマスメディアで一気に……その方が効率的だと考えていた。
だが、その一方で、顔の見えない不特定多数に一方的に発信して、はたして自分のメッセージが伝わっているんだろうか……などと疑問に思うことも少なくなかった。
特に、雑誌やテレビはあれこれ目に見えない制約も多く、時としてメッセージそのものが曖昧になっていたような気もする……。

以前にも書いたけれど、北海道暮らしの第一歩は地域社会、いや、一人一人とのコミュニケーションから始めたいと思っている。
個々人と接すれば、当然ながら煩わしさも生じると思う。
でも、今は「村社会の面倒くささ」のようなものが必要な時代かと……

海外の釣り、辺境地の暮らし、アンデスの遺跡、世界遺産、驚異的な大自然、アマゾンの冒険談、山岳遊牧民の暮らし、貧乏旅行の体験談……そして、今まで世界各地で出逢った素晴らしい人たちのこと……車座になって、同一目線で語り合いたいと思う。

学校、福祉施設、地域センター、村の集会所、寄り合い、釣具屋さん……どこでも写真を抱えて行きます。
興味のある方はお気軽にmail下さい!
プロフィール

残間正之

Author:残間正之
北海道生まれの典型的AB型。辺境地の旅とフライフィッシング、そして雑種犬モボ君を愛するチョイ悪オヤジ。
カメラとロッドを抱えて世界69カ国を駆け回り、NHK「世界つり紀行」やスカパーの「旅チャンネル」や「釣りビジョン」に出演したほか,アウトドア関連雑誌の連載やFM横浜「ザバ~ン」の釣り情報などを担当。
主な著書に「だからロッドを抱えて旅に出る」「世界釣魚放浪記」「フライフィッシング・ハイ!」などがある。
追伸
ホームページ「Anglers Gallery」
ブログ「ゆるゆる北国暮らし」もよろしく。

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