スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ロッドを抱えて楽園へ その5

アイスランドの釣り

午前中、年末年始のカナダ用に国際免許を取得してきた。
あの安っぽいデザイン……30年以上前から変わっていないような気がする。
もっとコンパクトにするとか、カード化するとか……なんとかならないのかね~

ギリーの長い一日 

ヨーロッパで「ギリー」と言えば、釣りガイドのこと。
ただ単に釣らせるだけじゃダメ。
ゲストのお酒の好みが分かってやっと半人前……という厳しい世界。
有名なギリーになると、信頼すべき筋からの紹介がなければ予約もできず、たとえ紹介があっても5年先まで一杯……なんてことがある。

北大西洋に浮かぶアイスランドは、アトランティックサーモン(大西洋鮭)の本場とあって、世界中からVIPなアングラーが集まってくる。
王侯貴族、政治家、有名アーチスト、実業家……。
普段なら、秘書やら執事に命じてナンでも思い通りのVIPたちも、気まぐれなサーモン相手に悪戦苦闘。
ギリーにあれこれ指示されながら「富と権力と名声も、魚相手じゃ役に立たんな~」などと、ため息をもらす。

ギリーは担当のご主人さまが決まると、朝から晩まで付きっきり。
車にはランチボックスとワイン。
手には特大のランディングネット。
いつもは控えめに、それでいて、ここぞと思うと命令調に指示を出す。
もちろん、毎朝新聞に目を通し、国際情勢や経済問題のチェックも忘れない。
なにせ、不手際があっちゃ、国際問題になりかねないからだ。

すごいのはギリーだけじゃない。
ホテルは日替わりで有名シェフを招き、最上級のディナーをふるまう。
そして、ゲストたちはその日出会ったサーモンの素晴らしいファイトを何度も思い返しながら優雅な時を過ごす。

日本にも昔から「大名釣り」なんて言葉がある。
ご隠居さんたちが、風流かつ優雅に釣りを楽しんでいたのである。
だが、なんとも、最近のお大名は釣りよりマネーゲームの方がお好きなようで……。

コメントの投稿

非公開コメント

motoさん
スコットランドなどの川は、行くたびに差別というか、待遇格差を感じますよね。
仕事柄、ときたま特別待遇されることもあるんですが、根が貧乏性で小心者のボクにはどうにも馴染めません……。
鋼頭鱒との格闘。
多摩川での練習経過が出せればいいのですが……。

Ryoさん
地球温暖化の影響……たしかにあるようです。
実際、今年のバンクーバー島は例年になく雪が多いそうで、ヤバい状況。
でも、スティールヘッドは条件が過酷であればあるほど燃える釣りですから……。
Ryoさんも素敵な年末年始を!

こんばんは~、自由に彷徨える釣り人残間さん、ほ~んとに羨ましいです。
それなりの苦労はあると思いますが・・・
海水温の変化で遡上魚には影響が出ているようです。
スチールにも影響があるでしょうね?
ゴールドリバーの冷たい流れを存分に楽しんできてください!

有名なギリーには金と地位があっても予約は入らず、またいいビートも何十年先までいっぱいとか。。。世の中色々な釣り場釣り方があるもんですね

もうすぐ鉄頭ですね^^
練習したSpeyで釣れるといいですね~~~
気を付けて行ってきてください
プロフィール

残間正之

Author:残間正之
北海道生まれの典型的AB型。辺境地の旅とフライフィッシング、そして雑種犬モボ君を愛するチョイ悪オヤジ。
カメラとロッドを抱えて世界69カ国を駆け回り、NHK「世界つり紀行」やスカパーの「旅チャンネル」や「釣りビジョン」に出演したほか,アウトドア関連雑誌の連載やFM横浜「ザバ~ン」の釣り情報などを担当。
主な著書に「だからロッドを抱えて旅に出る」「世界釣魚放浪記」「フライフィッシング・ハイ!」などがある。
追伸
ホームページ「Anglers Gallery」
ブログ「ゆるゆる北国暮らし」もよろしく。

カテゴリ
最新コメント
リンク
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。