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ロッドを抱えて楽園へ その6

ニュージー南島ワイタキ川

超ローカルなサーモントーナメント

航空郵便で一通の案内状が届いた。
消印はニュージーランド南島のワイマティ。
封を開けると「ワイタキ川サーモンつり大会」の招待状。
なんと四輪駆動車を含め、賞金総額3万NZドル。

一攫千金を夢見てクライストチャーチから太平洋に沿って南下すること約200キロ。
牧場のど真ん中に派手なネオンサインがポツリ。
大会本部のパブ兼モーテルだ。
「どこから来た?」
「ここ空いてるぜ。ま、とりあえず俺のビールを飲んでくれ」
「お~い、はるばる日本から賓客到来だ! カンパ~イ!」なんて具合に、そこいら中から大ジョッキの差し入れ。
結局、その日は深夜まで「カンパ~イ」の大合唱。

翌日、パプで知り合ったオヤジさんたちと川原に向かう。
牧場の柵をいくつも越え、川面が視界に飛び込んできた瞬間にトホホ状態。
流れが速過ぎてフライフィッシングじゃ太刀打ちできそうもない。
一方、オヤジたちは特大ルアーを放り投げ、グリグリと巻き上げる。
だが、1時間も経たないうちに川原に座りこんで井戸端会議。
賞金がかかっているのに、緊張感なんてまるでなし。
のんびりランチを食べ終えたかと思うと「魚もお出かけのようだし、引き上げるか~」などと、パブにご帰還。

次の日は釣場で出会った牧場主の招きで羊の丸焼きランチパーティ。
釣り大会なんて何のその、昼間っから大宴会。
さらにその翌日。
今日こそはと、夜明けと共に河口部に直行。
ところが、風が強くて釣りにならない。
で、またもやパブに逆戻り。

最終日の午後。
検量を終えた釣りびとたちが続々とパブに集まってきた。
その中にパブで毎日見かけた床屋のオヤジの姿もあった。
いつの間にやら手には真っ赤な四輪駆動車の目録と小切手を握りしめて……。

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motoさん
釣れても釣れなくてもカンパ~イ!
アイスランドでは、最初に釣れたサーモンの脂ビレを強~いお酒で一気に呑みこめば、また再びアイスランドに来てサーモンに再会できるとか……
5年ほど前に呑み込んだのですが、未だ効果無し…です。
二日酔いには多摩川でスペイの練習……これが効果的かも!

goldentroutjpさん
たしかに、呑めない人にとっちゃ、拷問ですよね!
ま、ボクの場合、朝から呑むタイプじゃないのでご安心を!
でも、アルコールで体の芯から暖めなくちゃ、カナダは寒いかも!?

下戸

こんな釣りだと、下戸の私にはかなり辛い日々となりますが・・・・・

酒と釣り・・・・・・酒飲みには魅力的な時間なのでしょうね。

わはは
釣っては飲み!釣れなくも飲み!
なんで釣り人は酒好きなんでしょうねぇ~
私は最近釣りをしているより
飲んでいる時間の方が多いような気が。。^^;
プロフィール

残間正之

Author:残間正之
北海道生まれの典型的AB型。辺境地の旅とフライフィッシング、そして雑種犬モボ君を愛するチョイ悪オヤジ。
カメラとロッドを抱えて世界69カ国を駆け回り、NHK「世界つり紀行」やスカパーの「旅チャンネル」や「釣りビジョン」に出演したほか,アウトドア関連雑誌の連載やFM横浜「ザバ~ン」の釣り情報などを担当。
主な著書に「だからロッドを抱えて旅に出る」「世界釣魚放浪記」「フライフィッシング・ハイ!」などがある。
追伸
ホームページ「Anglers Gallery」
ブログ「ゆるゆる北国暮らし」もよろしく。

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