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ひとつの時代

バンゴープール

ここ数日、病院の待合室や都心に出かける電車の中で、伝説のバックパッカーでありフライフィッシャーだった芦沢一洋著「私を呼ぶ川の匂い」(小学館文庫)を読んでいる。
1977年から1996年にかけて様々な新聞や雑誌に執筆した作品をまとめたもので、恥ずかしながらボクも秘境をかけめぐる青年写真家として何度か登場している。

この写真は四半世紀前に芦沢氏と共にニューイングランドを取材したときのもの。
パルプ工場の廃液によって絶滅しかけたアトランティックサーモン(大西洋鮭)を呼び戻すために立ち上がったフライフィッシャーたちをレポートしたのだが、そのときの経験はその後のボクの釣りや自然との関わり方に多くの影響を与えた。

今、あらためて芦沢氏のエッセイを読んで思う。
フライフィッシングは「自然科学であり哲学だ」と……。
それにしても、昨今の「釣った、どうだ~!!」なんて感じの記事を読んでいると、1996年に芦沢氏が突然のように天国に旅立つのと時を同じくして、ひとつの時代が終わった……そう痛感する。

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モボちゃんファンさん
そりゃ珍しい!
あの当時の「Outdoor」誌はボクも持ってません!
オークションに出したら売れるかも!?

当時の

Outdoor誌は私のバイブルでした。
こんな釣りがしてみたい、と夢を抱き
彼の地に憧れたものです。
いい時代にFFと出逢ったと思います。
で、み~つけた!
北海道オートパック・フライフィッシング編の
『梅村フライ研究所』は凄いし熱い。

goldentroutjpさん
まったく、その通りですね。
日本の高度成長期を支えたという事は、ある意味で環境破壊にも多少なりと加担してしまった訳で、その埋め合わせのために、行動しなくちゃいけませんよね。
でも、長いサラリーマン生活で骨抜きにされてるかも……

anfishさん
28年前ですか~
あの北海道取材中、完成して間もない札幌小樽間の高速道路で車に積んでいたカヌーを風で飛ばされたり、尻別川の昆布温泉界隈でビート(砂糖大根)の穴にダットラがお尻から落っこちたり……いろいろありました。
今思えば、あのころ日本のアウトドアシーンは熱かったような気がします。

芦沢さんが、小さなガソリンストーブでコーヒーポットを湧かしてるシーン、今でも懐かしく思い出します……

運命の人

芦沢さんは小生にとって運命を別けた人でした。

氏との出会いなくしては、自分が今、異国にいることはなく。

氏の紹介なくしてはOUTDOOR誌の取材協力をすることはなく。

OUTDOOR誌の取材なくしてはzammaさんとの28年前の出会いはありえなかったのです。

いまこそ!

この手の運動は、時間がある学生とかリタイヤした人達の力が一番なんですよね、社会のために何か頑張ってみてはいかがでしょうか・・・・団塊の世代の方々・・・・・・若いころのあの波打っていた時代の中にいたころを思い出して・・・・・・・・今からなら社会を変えていける知恵と連帯が最大限利用できるでしょうに・・・・利害関係抜きで・・・・・・・・・・・。
プロフィール

残間正之

Author:残間正之
北海道生まれの典型的AB型。辺境地の旅とフライフィッシング、そして雑種犬モボ君を愛するチョイ悪オヤジ。
カメラとロッドを抱えて世界69カ国を駆け回り、NHK「世界つり紀行」やスカパーの「旅チャンネル」や「釣りビジョン」に出演したほか,アウトドア関連雑誌の連載やFM横浜「ザバ~ン」の釣り情報などを担当。
主な著書に「だからロッドを抱えて旅に出る」「世界釣魚放浪記」「フライフィッシング・ハイ!」などがある。
追伸
ホームページ「Anglers Gallery」
ブログ「ゆるゆる北国暮らし」もよろしく。

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