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おおらかな時代

イスタンブール

あのころは1日1ドル(当時は360円)で旅ができた。
移動は窓ガラスが外れそうなオンボロバス……
泊まりは見知らぬ貧乏旅行者と一緒の木賃宿……
食事は蠅を追い払いながらの屋台……

ポケットにはパスポートと1年間オープンの航空券。
ただただ、カメラ片手に路地裏をぶらついた。
明日の予定なんて、ナニも決めてなかった。
毎日が行き当たりばったり。
でも、不思議と不安や空腹を感じなかった……。

アジアとヨーロッパの交差点イスタンブール。
ボスボラス海峡に架かるガラタ橋からアジを釣り、わずかな旅費を稼いだ……。
あれから三十数年。
海外旅行も身近になり、どこに行こうが携帯電話だって繋がる。
けれど、旅先での偶然や驚き、そして地元との触れ合いが減っているような気がする。
考えてみれば、貧乏旅行者にとってはおおらかな時代だった……。

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ヨシさん
78年ですか。
どこかでニアミスしてるかもしれませんね。
揚げたてのアジをパンにはさんで……うまかったですね~

ガラタで釣り

私も1978年ガラタで同じ様なことしました。
当時は皆で自炊して釣ったアジ喰いましたね、懐かしい。

Ryoさん
心の贅肉……そうですね~
考えてみたら、中年太りとともに感動や興奮が薄れてきたような…(笑)
Ryoさんの写真、いつもいい感じだな~と思ってみていました。
やはり、ただ者じゃなかったんですね~!!

Zammaさんのように世界的なスケールではありませんが、若い頃カメラ片手に日本国内をウロウロしました。
若い頃は怖いもの知らず、すべてが何とかなるさ!って感覚でした。出会う人も皆純朴だったように思います。
旅をして人との出会いで感動できる、時代の変化なのか自分が変わったのか・・・
肉体だけでなく心の贅肉も増えちゃたんででしょうね(笑

Sinhさん
何度もページをめくられた文庫本や週刊誌……。
そんなのを宿のオヤジから「前の日本人が…」なんて渡されたときは嬉しかったですね~
今はパソコンを持ち歩けば情報がリアルタイム。
むかしと今じゃ、旅の本質が違うのかもしれませんね……

宿に置かれた日本語の本を見つけて、貪るように読んだり、
壁に記された無数のアルファベットの落書きの中に平仮名を見つけて、
その言葉を何度も反芻したり…。
長い旅の途上で、母国語が恋しかったからでしょうか。

便利になってしまうと、
そういう愉しみが減ってしまうような気がします。
プロフィール

残間正之

Author:残間正之
北海道生まれの典型的AB型。辺境地の旅とフライフィッシング、そして雑種犬モボ君を愛するチョイ悪オヤジ。
カメラとロッドを抱えて世界69カ国を駆け回り、NHK「世界つり紀行」やスカパーの「旅チャンネル」や「釣りビジョン」に出演したほか,アウトドア関連雑誌の連載やFM横浜「ザバ~ン」の釣り情報などを担当。
主な著書に「だからロッドを抱えて旅に出る」「世界釣魚放浪記」「フライフィッシング・ハイ!」などがある。
追伸
ホームページ「Anglers Gallery」
ブログ「ゆるゆる北国暮らし」もよろしく。

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