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カナダレポート2

キャンベル紅葉

10月中旬。
この時期のバンクーバー島は紅葉真っ盛り。
初日、ガイドとしての使命を果たしたボクは、翌朝キャンベルリバー本流に挑んだ。

キングサーモンの遡上も終盤とあって、河原には誰もいない。
水面から霧が這うように立ちのぼり、ドラマの舞台設定は完璧!

ジャンプ2!

橋の上から流れを覗くと、黒く巨大なキングサーモンが列をなしている。
平均体重20キロ、大きな個体は30キロ……。
流れはあまりにも重く、流芯に突っ走られたら一巻の終わり。

正直言って、地元のフライフィッシャーは誰も手を出さない。
ここでロッドを握るのは、いかれたドイツ、フランス、イタリア、アメリカ、スペイン、ロシア、そして日本人……。
だが、そのクレイジー野郎たちも1週間ほど前に肩を落として退散……。

ジャンプ!

オービスT3、9フィート12番4ピースのパックロッドに9番エキストラファーストのシンクティップラインをセット。
リーダーは25ポンド、フライは6番の地味なサーモンフライ。

斜め上流にキャストし、軽くメンディングをかけてラインを流れに乗せた瞬間、ラインにわずかな抵抗。
すかさずロッドを軽くあおる。
次の瞬間、フライラインが流れの本流に向かって水面を切り裂く。
ドラッグを締め込んだはずのリールがなす術も無く反転する。
手のひらでスプールを押さえるが、サーモンは意に介せず、激流を味方にして下流に突進する……。

ボクは決めている。
バッキングラインが見えたら、無駄な抵抗は止め……と。

ジャンプ3!

かれこれ12本目だったか、15本目だったか……
やっと15キロほどの小物がヒット!
よし、勝負だ! ……と、ドラッグを締め込み、ファイトモードに入ると、なんと悲しいことに、10年以上使い古したフライラインの表面コートがピリピリ剥離……。

いやはや、この釣りはファミリーサービスのついでにやる様なものじゃない。
「このままサーモンと心中しても……」そんな大バカ者たちの真剣勝負……だよね。

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ISHIKAWAさん
岩手からだと練習にはちょっと遠いですね。
13.5フィートなら、まだなんとか扱える範囲ですかね。
サポートしてくれたベルギー人って、毎年来ている3人組かな~?
今後もよろしくお願いします。

残間様、お誘いありがとうございます。ロッドを持って是非多摩川へ行きたいところですが、あいにく岩手に住んでおります。
13ft半のロッドを使ってますが、ランディングは確かに大変です。今回はベルギー人に助けてもらいました。
いつも世界中の旅の話を楽しみにしていますよ。

Ryoさん
今回は釣りがメインじゃなかったので、パックロッドにしました。
ポイントは足場が悪く、岸辺はブッシュ。
強引な勝負にはシングルの方が有利なような気がします。
それにしても、ラインのコーティングが剥離するとは、誤算でした。
年に一度、キャンベルリバーのチヌークでしか使わないラインだったので、ついつい新調するのを怠ってました……トホホ

ISHIKAWAさん
コメントありがとうございます。
あの石の上、ランディングの時に後ろにも下がり難いし、下るのも難しいし、ダブルハンドでは持て余しますよね。
キャンベルリバー通い4年目ですか!
あの川のチヌーク、通う価値ありますよね!
ちなみに、ボクもまだ15本ほどしかランディングできていないような……
来年は河原でお会いしたいですね。
ちなみに、週末は多摩川の河原でスペイの練習しています。
お近くでしたらどうぞ。

chusonさん
ここんとこ多摩川宴会に参加できず、寂しい思い。
今後は、どこにも行かず多摩川住人になりきるつもり!
誘ってくださ~い!

お帰りなさいまし。

>やっと15キロほどの小物がヒット!
小物でペットボトル(2L)7.5本分・・・ですか、ヒッ!!

バッキングライン、見てないな~。

初めまして。ISHIKAWAと申します。AGさんから聞いたかもしれませんが私も数日前に同じ石の上に立ってチヌークとと格闘しておりました。テイクが少なく、わずかな魚とですが、、。ずっとダブルハンドでやってきましたが、キングはシングルが一番かっこいいかも知れませんね。キャンベルリバーに惚れて今年で4年目の新参者です。

お帰りなさい!
紅葉のなかでの釣り、ロケーションは最高ですね。
シングルハンドでやられたんですか、
しかしフライラインのコーティングが剥離するってのも凄いです。
見ただけじゃ興奮しなくても、ヒットして走られたら忘我の境地でしょ~~(笑

カタママさん
「死んでも……」ってのは、男性に限らないと思いますけど……(笑)
大自然を相手にする時って、だれでも本気なんだと思います。
個人的には、病院のベッドより、川でサーモンに引きずられて……が幸せかな……。

「このままサーモンと心中しても……」
そうなのか・・・釣りは全く持って分からない私ですがよく「i-99i-99となら心中しても」と言う話は趣味の世界で聞きますよね。
ゴルフ場で死んだら本望だとか、海・山・その他色々・・・

女性にはあまりその手の話は聞きません。
やはりこれは男のロマンなんでしょうか。

Aちゃんのカナダ旅行の写真集を娘と見ました。楽しそうでしたね。
よろしくお伝えください。

motoさん
最近、キングが目の前にいても、興奮しなくって……。
これって、釣り人っていうより、オスとして失格ってことかな~

キングが目の前にいたらクレイジーになちゃいますよね!
まともな釣り人なら 笑
じゃなければ釣り人じゃな~~~~い!!^^
プロフィール

残間正之

Author:残間正之
北海道生まれの典型的AB型。辺境地の旅とフライフィッシング、そして雑種犬モボ君を愛するチョイ悪オヤジ。
カメラとロッドを抱えて世界69カ国を駆け回り、NHK「世界つり紀行」やスカパーの「旅チャンネル」や「釣りビジョン」に出演したほか,アウトドア関連雑誌の連載やFM横浜「ザバ~ン」の釣り情報などを担当。
主な著書に「だからロッドを抱えて旅に出る」「世界釣魚放浪記」「フライフィッシング・ハイ!」などがある。
追伸
ホームページ「Anglers Gallery」
ブログ「ゆるゆる北国暮らし」もよろしく。

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