ビンラディン容疑者

5月1日、アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者が米軍に殺害された。
米国政府は「正義が達成された」と小躍りしているようだが、たとえテロの首謀者であろうとも裁判も無しに「殺害」することが正義と言えるのだろうか。
まして、夫人とおぼしき女性とビンラディン容疑者の兄弟二人、そして息子も犠牲になった。
抵抗したので……と米軍は主張するのだろうけれど、いつもながら信憑性は疑わしい。
ビンラディン容疑者の潜伏場所はイスラマバードから100キロほどのアボタバード(アボッタバード)。
バラコットやカガーンなど北部山岳地帯の中継地として過去に何度も訪れた懐かしい町。
なんとなく過去の記憶が貶されたような気持ちになるのはボクだけだろうか……。
写真はアフガニスタンの首都カブールでのワンショット。