残間通信[釣り・自然・旅・人]

世界65カ国を駆け回ったフォトジャーナリスト残間正之の「釣り」「70年代の貧乏旅行」「辺境地の暮らし」「アンデスの遺跡」など、気ままなフォトエッセー。

またもや北海道

支笏湖モーラップ

支笏湖モーラップキャンプ場の朝。
どうです、この日本離れした風景と大気の澄みぐあい。

お待たせしました〜(誰も待ってないってか!?)
先日、北海道から帰宅。

早朝5時起床、本流で一発大物狙いのスペイ
午前10時、温泉の一番風呂  休憩
午後1時、ご当地北海道ラーメン(日によって餃子を追加)
午後2時、タックルを3番のグラスに持ち替え、支流のヤマメやイワナ釣り
午後5時、またもや本流に戻ってスペイで一発大物狙い
午後7時、温泉
午後8時、回転寿し(近くに無い場合はドアのガタピシする食堂)
午後9時、キャンプ場もしくは河原で就眠
……こんな感じで1週間……あっという間でした。

支笏湖のモボ

支笏湖で未確認生物発見か……と思いきや、実はモボ君。
今回は熊が出た時のためにモボ君が釣りのお供。
かれこれ3回目の北海道なので、モボ君の沢歩きもなれたもの。
……でも、問題がひとつ。
リリースした魚を、ついつい追っかけてポイント荒らし……。

ま、故郷の川で、ヤマベ(北海道ではヤマメをヤマベと言う)やイワナがまだ元気に生きている事が確認できれば満足な訳で、大物を狙う気持ちも、数釣りする気持ちもないので、泳ごうが潜ろうがモボ君の好き放題。
それにしても、モボ君の前世はカワウソかイタチだったのでは……
  1. 2008/08/13(水) 09:06:27|
  2. 釣行レポート
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フライは雰囲気勝負

アイスランドの釣り

貰い物のiBookがダウンし、MacBookを買ってしまった。
旅先でパソコンに向かうほど忙しくはないのだけれど、週末にちょっとだけ必要になる。
でも、考えてみれば今週末から北海道のど田舎。
ネットカフェどころか、無線LANの繋がる場所なんて50キロ圏内にない!
アナログ電話回線につなぐにはアダプターが必要だし、どうしよ……

今日もまた「フライフィッシングハイ!」から独り言を……

所詮、偽物は偽物

フライは本物に似せようとすればするほど偽物になる。
それがボクの持論だ。
カモを呼び寄せるデコイが良い例だ。
プラスチックでリアルに成形し、丁寧に色まで塗ってあるのに仲間からガン無視(この駄洒落分かる?)!  なのに、流木をザッと削っただけのデコイがカモどころか白鳥にまでモテモテ……なんてことが多々ある。
フライも同じ。
メイフライの羽根の模様や尻尾の数まで本物そっくりにタイイングしても、なんとなく嘘っぽいというか、白々しいというか、姑息じゃん……などと思う事が少なくない。

リアルなフライって、本物そっくりにイミテーションする事じゃなく、物まね芸人と同じで、どこか一カ所だけそれっぽくて、あとは全体の雰囲気で勝負……だと思う。
どうせ、観客というか、魚にその気がなくちゃ、どうにもならないわけだし……。

写真はアトランティックサーモンの宝庫アイスランドの東ランガ川。
  1. 2008/08/01(金) 10:32:38|
  2. フライ親爺のつぶやき
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ジンクス

カナディアンロッキー湖

昨日、6年以上旅のお供をしてくれたiBookに引退願い、MacBookを新調した。
最初のお供先は今週末からの北海道……でもホントは持ってきたくないよね〜

今回も印税生活に無縁の「フライフィッシング・ハイ!」から抜粋

「ジンクス」

誰にでもスランプがあると思う。
1時間や2時間なら「たまたまタイミングが無かった」で済まされる。
1日2日なら「たまにはこんなこともあるさ」と自分に言い聞かせて納得できる。
1週間も2週間続くと「ボクって釣りのセンスが無いのかも」などと心配になる。
1ヶ月2ヶ月と続くと「そもそも進むべき道を誤ったのでは…」などと深刻になる。

運に見放されたギャンブラー……
勝利から見放されたスポーツ選手……
魚に見放されたフライフィッシャー……
誰しも普段と同じなのに、なんとなく歯車が噛み合わない、そんな日がある。
そんな時、他人にいえない自分だけの儀式がないだろうか。
ボクにはある。
ひとつは「怖くないよ、痛くないよ、すぐに放してあげるから……」などと魚に語りかけること。
周りに誰もいないときには声に出して、人がいるときには心の中で……。
これはロッドを持っていなければ変態に近い。
だが、この言葉を唱えると心が落ち着き、スレたヤマメにフライを無視されても「ま、君にだって釣られたくない日があるよね〜」なんて気持ちになれるから不思議だ。

もうひとつはオンボロのつば広帽子をかぶること。
その帽子は濃いベージュだったが、いつのまにか色褪せ、まるで砂漠で行き倒れになったラクダ色になっている。

あれは20年ほど前のカナディアンロッキーでのことだった。
毎日が雨の連続。
初夏だというのに空気は冷たく、川は悪魔に取り憑かれたかのように怒り狂っていた。
ボクは成す術もなくロッジに籠もってダルマストーブに薪を放り込む日々だった。
そんな時、たまたま立ち寄ったスタンドの片隅に時代遅れのルアーと一緒に並んでいたのがその帽子だった。
その帽子は最初から色褪せていた。
西日の当たる場所に長いこと放置されていたのだと思うが、なにはともあれ税込み12ドル45セントでボクの頭に鎮座することになった。

その後いろんな場所にお供してくれている。
特に雨が多く、樹上から山ヒルや毒蛇が落ちてきそうな場所では大活躍である。
実際、カナダやヒマラヤの森林地帯で山ヒルに襲われたときなど、はたき落とすのにずいぶんと役に立ってくれた。
また、ニューギニアなど、暑い場所では濡らして被れば天然クーラーの役目も果たしてくれた。
誰も居ないとたかをくって裸で川や池に飛び込んだ時など、突然現れた美女の視線からお粗末なモノを隠す役目もしてくれる。
そして、なにより肝心なのは、その帽子を被ると、なんとなく釣れる気がするというか、自信が沸いてくることだ。

ジンクスやお呪いを信じるなんて、フライフィッシャーとしては失格かもしれない。
だが、昔から言われてるじゃないか「信じる者は救われる!」と。
  1. 2008/07/30(水) 09:32:57|
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多摩川ライギョ

多摩川ライギョ

昨日、多摩川の河原グルメの仲間から雷魚(カムルチー)の写真が届いた。
数年前までは年に何本か顔を見ることもあったが、ここ3年ほどご無沙汰。
1920年代に朝鮮半島から渡来して以降、そのグロテスクな外観もあってか、「外来魚」や「害魚」として冷たい仕打ちを受け続け、今、多摩川じゃ「絶滅危惧種」状態。
日本の固有種や在来種に拘る人々にとって賛否はあろうかと思うが、個人的にはだび重なる台風や渇水、護岸工事、汚水、釣り人の魔の手……をなんとかくぐり抜けて命をつなぐ多摩川の雷魚にエールを送りたいような気もする。

今日も「フライフィッシングハイ!」の「独り言」から抜粋

「自分を騙す」

人間には失敗から学ぶ学習能力がある。
と、同時に自分をも裏切る姑息さや狡猾さも持ち合わせている。
厳寒の中、丸一日キャストを続け、やっとヒットした魚がランディングの瞬間に……
そんなとき、自分のミスや未熟さを分かっていながら「あまりにも大きかった」とか、「ラインが経年変化で劣化していた」などと自分自身に言い訳して納得させようとする。
ちょっと悲しいが、自分をいかに傷付けずに騙すか、これもフライフィッシャーの大切なテクニックだ。
だって、釣れない日々が続くんだから……
  1. 2008/07/29(火) 08:22:00|
  2. その他の釣り
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慢性的楽天家

ビーバーキル

暑い、熱い、あっつ〜い!
今日も脳細胞が機能停止状態なので「フライフィシングハイ!」独り言からの抜粋。

慢性的楽天家

フライフィッシャーに限らず、釣りびとは懲りない人種だ。
百万回のキャストを繰り返し、一度のアタリが無くても「次のキャストで絶対!」などと常に明るい未来を予想できる人……
突然のアクシデントにも「これも運命、ま、いいっしょ!」などと何が起きようと慢性的楽天家でいられる人……
いつだって希望を失わず、怯まず、不屈というより鈍いくらいの精神を持ち合わせ、何があっても前向きに考えられる人……
あなたこそ天性のフライフィッシャーだ。
ま、懲りないって意味では政治家や学者も似たような資質を持っているかもね……。

写真は米国ニューヨーク州のビーバーキル
  1. 2008/07/28(月) 08:40:32|
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希望的観測

北極イワナ

連日の暑さでダウン寸前……
なにせ、仕事部屋にはクーラーがない。
十数年前に買った「除湿冷風器」なるものはあるのだけれど、外気温が32度を超えると暑い空気をただかき混ぜるだけで効果なし。
40度を超す灼熱地獄の中で黙々と生きている人も沢山いるわけで、地球環境のためにも我慢が必要だと分かっちゃいるのだけれど、パソコンに向かっても集中力が続かない。
ま、仕事の原稿は多少なりともギャラが発生する訳で、それなりに我慢もできる。がしかし、ブログの場合はまるっきりノーギャラで、誰が読んでるかも定かじゃない。そうなると「このくそ暑いのに、こんなバカバカしいこと書いてらんないよ!」なんてことになる。
でも、毎日数百件のアクセスがあるわけで「暑いからお休み〜」なんてことも言えない。
そんな訳で、当分の間30度を超える真夏日は、著書「フライフィッシング・ハイ!」に「ひとり言」として書いた原稿に多少手を加えて掲載しようと思います。

希望的観測

未来を推理したり予想すること、これもフライフィッシャーの楽しみ。
天気、日の出や日没の時間、水生昆虫の成長具合、水温や水量、魚のご機嫌、先行者の有無、行き帰りの渋滞状況……ありとあらゆることを経験や噂や楽観的データを基に予測する。
そして、その願望に近い予想を元に計画を練り、結果、ベストのポケットがパンパンに膨れ上がる。
中にはポイントに着く前に、その日の釣りを劇画のように思い描いているフライフィッシャーだって少なくないはず。
……いつものあの倒木の脇に華麗なキャストが決まった。
フライが川面をよぎった瞬間、まるでスローモーションのようにブラウンが……なんて具合である。
これを妄想癖があるなどと馬鹿にしちゃいけない。
フライフィッシャーとしては健全そのものなのだ……。
  1. 2008/07/25(金) 08:48:07|
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釣れちゃってもね〜

グリーンリバー

連休はウロウロと河原で過ごし、そして昨日もまた午後から養沢に行ってきた。
暑い。ともかく暑い。
風もなく、車から降りた途端、まるっきり蒸し風呂状態。
フライを結ぶ間にも汗が噴き出して老眼鏡が曇る。

管理釣り場なので、魚は居る。
ドライにもそれなりに反応する。
だが、いかんせん水温が高く、高活性とはいかない。

いつもならニジマスとヤマメを釣り分ける自信があるのだけれど、今回はヤマメが出るはずの流れでニジマスばかり……。
釣れればニジマスでもアブラッパヤでもそれなりに嬉しいのだけれど、どうにも納得できない。

この写真は米国フラミングゴージダム下のグリーンリバー。
ここも渋かった。
ご覧のように、足下に大型レインボーが右往左往している(黒い影が全部魚)。
なのに、フライには見向きもしない。
いや、エッグパターンを使えば、いとも簡単に釣れる。
だがしかし、それでは納得できない。
かくして、フライボックスを覗き込みながら苦悩が続く……
  1. 2008/07/24(木) 07:30:39|
  2. フライフィッシング
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海外お忍びフライタックル海編

フロリダキーズボート

「10時、25フィート!  グッド バラクーダ!!」
ポーリングプラットフォームからガイドが小声で囁く。
すかさず水面下に揺れる黒い影にフライをプレゼンテーション。
「スロー・スロー……ウェイト・ウェイト……」
「……Fish ON!!」

フロリダ半島の先端、キーウエストでのワンシーン。

ソルトフライタックル

これが取材と遊び半々時のソルト用海外遠征タックル。
ロッドはオービスT3、9フィート12番4ピース。
(以前はトライデント13番を使っていたが折れてしまった)
リールはアルテクノスSTR100DXソルトウォーター仕様(イタリア製)。
バッキングラインはPE6号を100メートル+モノフィラ30ポンド50メートル、フライラインはターポンテーパーのForストライパーテーパーType1〜4、リーダーは25ポンド、ショックリーダーはモノフィラ50〜120ポンドorワイヤーリーダー。
フライはご覧の通り、エビ、カニ、小魚、???……ナンでもあり。

ちなみに、このタックルで釣り上げたのはターポン、スヌーク、バショウカジキ、ハンマーヘッドシャーク、バラクーダ、ゴールデントレバリー、レッドフィッシュ、シープスヘッド……
  1. 2008/07/18(金) 12:55:24|
  2. タックルあれこれ
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y=ax

ボスボラス海峡アジ釣り

y=ax
5年ほど前に話題になった養老孟司氏の「バカの壁」(新潮新書)を読んだ。
「x」という五感を通した入力情報に「a」という係数、つまり人それぞれの思考や現実的状況をかけて「y」という行動(出力)をもたらす……。
ま、簡単にいえば、人には最初っから「バカの壁」があって、どんなに説明しても理解できない人には理解できない……ということなのだけれど、これが実に面白い。

考えてみれば、このブログを「x」とすれば、これを目にした人は「a」という自分なりの係数をかけて、「つまらない」とか、「面白い」とか、はたまた「興味がない」……といった答え「y」に到達する。
そもそも「y=ax」などという方程式を目にした瞬間、これって「関係ない」なんて具合に「バカの壁」に突き当たった人もいるかもしれない。そうなると、そこから先の文章なんて何の意味もなさないことになる……。

なにはともあれ、写真も入力情報「x」のひとつ。
イスタンブールのアジアとヨーロッパを隔てるボスボラス海峡に浮かぶ釣り人からどんな「y」を導き出すか……
  1. 2008/07/16(水) 12:03:58|
  2. 1970年代の貧乏旅行
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パプアでガイドになる!?

パプアニューギニア顔

彼らと暮らすのも悪くないかも……そう思った。
きっと、5年前のボクだったら、迷わず引き受けたと思う。

この週末、パプアニューギニアの空を飛んでいるブッシュパイロットと飲んだ。
ブッシュパイロットというのは、単発もしくは双発の軽飛行機でジャングルの奥地や人里離れた集落に法に触れないものなら何でも運ぶパイロットで、ほんのわずかな平地があれば草が生えていようが水溜まりがあろうがお構いなしで離発着する強者が多い。

そのブッシュパイロットの知人が「フィッシングガイド」を探しているという。
パプアといえばバラマンディやパプアンバス、アロワナ、ターポン、ゴールデントレバリー、イソマグロ、カンパチ……などの宝庫。
今や、香港、中国、ロシア、そして日本などのアングラーに注目されているらしい。

年報200〜300万円……現地ではかなりの高給……条件は悪くない。
毎日釣りができるし、原稿の締め切りなんぞに煩わされることもない。
暑いのは我慢できるし、コンビニが無いのも居酒屋が無いのもパチンコ屋が無いのも平気。
だがしかし「釣りガイド」ってことは、同じ旅行者の中でも、かなり我がままな部類の客を相手にすることになるわけで、これがちょっと……
  1. 2008/07/14(月) 11:22:58|
  2. フライ親爺のつぶやき
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お忍びタックル

お忍びセット

今回、北海道のトークショーに持って行った「お忍び」フライセット。
ロッドはその昔アングラーズリパブリックから発売されていた3番7フィートを真ん中からズバッと切って4ピースに改造したグラス。
リールはオービスCFO3、フライラインはDT3番。
フライボックスはドライフライを中心に詰め込んだホイットレー1個。
その他にはフォーセップ、フロータント、クリッパー、偏光グラス、老眼鏡、そして4Xと6Xのティペット……だけ。

北海道に限らず、取材などで持ち歩くフライタックルはいつもこんなもの。
あれこれ欲をいえば切りがない。
ボクの場合、旅の邪魔にならない最低限のタックルをバッグに忍ばせ……もし、手持ちのタックルで太刀打ちできなかったらキッパリあきらめる……のが基本。

ちなみに、ボクは昔からテーパーリーダーなんて使わない。
安物のモノフィラを2X、4X、6Xと適当な長さに繋いで使っている。
ティペットも6X以下は魚にも自分にもストレスになるのでほとんど使わない。
リーダーの長さも基本的にロッドと一緒……ロングリーダーは面倒なので嫌い。
フライに関しては全体的に大きめ……大きい方が水の抵抗が大きいのでナチュラルに流れやすいし、なによりもアイが通しやすく、よく見える!

ま、現役バリバリのフライフィッシャーには申し訳ないけれど、気負わす気取らず頑張らずユルユルの釣りもいいもんです。
  1. 2008/07/10(木) 11:06:57|
  2. タックルあれこれ
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サミットなんて…

サインボード

警察官と報道関係者ばかりが目立つ洞爺湖から戻ってきた。
洞爺湖と新千歳空港往復で十数回の検問……。
こんな厳重警備をしてまでサミットを開催する意義があるんだろうか?

そもそも「環境」がテーマだと言いながら洞爺湖周辺は日本全国から集まった機動隊のトラックだらけ。さらに、飛行場は各国要人の専用機が我が物顔で占拠し、上空は取材ヘリがひっきりなし……。
この数週間で、どれだけの化石燃料を使い、どれだけの地球温暖化ガスを排出したのだろうか!?
おまけに一流シェフの豪華な料理を前に「世界的な食料危機…」を話し合うなんて、その無神経さに関係者の良識すら疑いたくなる。
各国首脳が一堂に会して直接会話することの意義は分からないでもないが、バカ騒ぎは止めにしてもらいたい。

話し変わって、今回は鉄の街「室蘭」にも3日間滞在した。
子供の頃、汽車で通り過ぎたことはあっても、街を歩くのは初めて。
街並は祭りの後の静けさというか、物悲しいほど廃屋と老人が目についた。
アーケード街のシャッターは閉ざされ、裏路地に軒を連ねるバーやスナックの看板は夜になっても灯ることはなかった……。
  1. 2008/07/09(水) 10:54:42|
  2. オヤジのつぶやき
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車も主張するよね!

ビートルタクシー

ブラジルで現役バリバリのVWビートルタクシー。
乗り難くて、暑くて、乗り心地もイマイチ。
でも、昔の愛車だったよしみで、いつもお世話になってます!

ラスベガスドライブ

べガスにゃ、フルサイズのオープントップが似合う。
帰りはどうなるかって!?
車を取り上げられて砂漠で野垂れ死にするか、クルーザーのキーをポケットにブロンドのショーガールとマイアミまでぶっ飛ばすか……そのふたつにひとつ。

サーファーのトラック

ロコサーファーのピックアップってのは、やっぱりこうでなくちゃ!

この週末は北海道でトークショーとフライを少々……。
モバイルパソコンが故障のため、ブログの更新は帰ってくるまでお預け。
(誰かマックのノート、余ってませんか〜)
よい週末を!
  1. 2008/07/04(金) 10:44:51|
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ハッセルの1枚

ワーゲンポルシェ

最初に買ったカメラはハーフサイズのオリンパスD3だった。
その後、ニコンF、ブロニカ、スピグラ、マミヤプレス、リンホフ、スーパーカンボ、ペンタックス6×7、ジナーP……など、中大型カメラを中心にあれこれ買った。
そんな中で最も高価だったのはハッセルブラッドだった。

あのシャッター音…これぞ女性を裸に出来るカメラだと思ったもの…

当時、500Cと500CMボディ各1台、レンズ4本、マガジン3個で150万円ほど。
スタジオでモデル相手に1日シャッターを切れば今現在の月収以上に稼げた時代なので、さほど高い買い物ではなかったのだけれど、それでも「ハッセルブラッドを持てる」ようになった自分が誇らしかったような気がする。

あれから四半世紀……なにもかもが変わった。
  1. 2008/07/03(木) 10:47:07|
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アンチョコ作り

乾燥注意看板

今週の土曜日、洞爺湖サミットで厳戒態勢状態の北海道の室蘭でトークショーがある。
テーマは「辺境地の暮らしとエコ」で、時間が余ったら「冒険的釣り」の話を少々。
イベントの詳しい内容はともかくとして、昔はあることないこと、まるで政治家や詐欺師のごとく、1時間でも2時間でも平気で話すことができた。
だが、ここ5年ほどは羞恥心を感じるというか集中力が散漫というか……言葉が続かない。
おまけに、ちょっとした単語や数字が出てこない。
そこで、ど忘れ用アンチョコ作り……。

この写真はオーストラリアでよくみかける火事危険指数の看板。
せめて、今回のイベントもこの程度までヒートアップして欲しいのだけれど……
  1. 2008/07/02(水) 09:47:38|
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正体不明

正体不明

あちこち釣り歩いていると、ときたま得体の知れない魚に遭遇する。
はたして触れても大丈夫なのか、もしかして古代魚の生き残りか世にも珍しい新種なんじゃ……なんて具合にあれこれ考えてしまう。
本業が写真家なので、とりあえず記録に残し、後で図鑑を調べればいいのだけれど、ほとんどは記念写真も撮らずにリリース。

この写真はたまたまガイドが持ってくれたのでパシャ。
場所はアマゾン河口部のマラジョ島で、ピラルクー探索中に釣れてしまった。
目が赤くアルビノ風で、どことなく顔はオオアリクイに似ていておちょぼ口……。
小魚をイミテーションしたフライにヒットしたので、肉食性だとは思うのだけれど、偶然という事もありうるのでなんとも言えない。

さて、これから渋谷までお出かけ。
ウヨウヨいるんだろうな〜 この魚よりもっと奇妙奇天烈なゴギャルちゃんたちが……
  1. 2008/06/30(月) 10:08:48|
  2. 珍魚怪魚猛漁
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写真丸ごと売ります

ルート66の看板

先日、オーストラリアの男性が「人生の全て」をオークションに出品したそうだ。
なんでも離婚して何もかもが嫌になり、自宅や車、仕事、友人まで、過去を丸ごと売り払い、人生をリセットしたいらしい。

その後の成り行きが気になってe-bayを覗いてみた。
6月27日午前11時30分現在、なんとAU$39,050,000(今日のレートで3,997,142,016円)の値がついていた。
いやはやお金が余っているというか、物好きというか、奇特な人もいるものだ。

はてさて、ボクも今までの人生にさほど未練はないのでオークションにかけてもいいのだけれど、悲しいかな売るような資産がない。
使い古したタックルやカメラ、壊れたバイクや熱気球、カヌー、本……ろくなものがない。
……友人知人には自慢できる人が多いけれど、これはオークションにかけるなんてもってのほか。

唯一、資産価値があるとすれば5万枚以上の写真だろうか……。
いや、これもかなり古い。
でも、だれか物好きな人がいるかも……

とりあえず、最低価格3,000万円で「過去の写真丸ごと」売ります!
入札期限は……入札者が現れるまで!

ルート66イメージ

写真はシカゴからサンタモニカへと続く「ルート66」のスナップ。
売れないよね〜 これじゃ……
  1. 2008/06/27(金) 11:43:05|
  2. オヤジのつぶやき
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モア

モアの模型

今月25日、ニュージーランド政府は英国人入植者が奪った土地の一部約17万ヘクタールを先住民マオリ族に返還することで合意したそうだ。
盗んだものを返すのは当然だが、中には返せないものもある。

恐鳥「モア」
ダチョウ目の飛べない鳥で、最大種は体高3メートル、体重250キロもあった…らしい。
だが、ニュージーランドに移住したポリネシア人(現マオリ人)の乱獲によって、15世紀初頭には絶滅してしまった。
それも、モアは小石を呑む習性があったため、焼け石を呑まされて……
(生息地に隕石が落下して絶滅した…なんて説もある)

ともあれ、マオリ族の権利は徐々にではあるが復活しつつある。
それもこれも、子孫が生き残っているからだ。
だが「モア」のように絶滅してしまった「種」は2度と蘇らない。
今、この瞬間にも地球上の多くの種が絶滅への時を刻んでいる…と思うと、なんだか先ほどから耳元をビィ〜ンと飛び回っている蚊も愛おしく感じたりして……。

当然のことながら、この写真のモアは本物じゃありません。
  1. 2008/06/26(木) 10:31:23|
  2. 環境&エコ
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ただのフグじゃない!

フグ写真

断っておくが、この魚は珍魚怪魚猛魚のたぐいじゃない。
そう、単なるフグ(クサフグ?)。
ただ、このフグはただモノじゃない。
オーストラリア北西部キンバリー高原でバラマンディを狙っているときに釣れたのだ。
なんと、そこは河口から100キロ以上奥地に入ったサバンナの真っただ中にある水溜まりだった。

ライズリング発見。
すかさずフライをキャスト。
空中をターンしたフライが着水した瞬間、モワッ、ゴツッ!
「よっしゃ、俺って天才!」なんて思いつつ、水面に目を凝らすとモッチャリした唇のウグイ。
その途端に緊張の糸が切れ戦意喪失……その日は終日絶不調……。
こんなこと、アングラーなら一度や二度経験していると思う。
とはいえ、ボクは予期せぬ獲物ってのが嫌いじゃない。
それどころか「五目釣り」なんて素人だとバカにされるが、ボクは大歓迎。
特に、熱帯や亜熱帯地方の奥地では、毎回、どんな魚が釣れるかドキドキもの。
今じゃ、フライやルアーで釣った魚は優に200種類を超えると思う。

*外道だって貴重な生き物です。優しくリリースしよう!!
  1. 2008/06/25(水) 08:16:44|
  2. 珍魚怪魚猛漁
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名品には物語あり

スコットランド釣り

この写真は、たしかネス湖(スコットランド)の近くを流れる川だった。
パブのオヤジに勧められ、朝から晩まで河原に立ち尽くしたが、ボクだけじゃなく、誰も、何も釣れなかった……。

100年前も、50年前も、あと3フィート、あと1フィート……誰しも、届きそうで届かないライズリングを前にそう思ったに違いない。
あげく「ここをこうしたら……」「これをこうすれば……」などと、あれこれ悩んだあげく、ビルダーのもとに通って無理難題を押し付けたはず。

オールドスペイロッド

このフライロッド(ダブルハンド)は某氏のコレクションの一部。
いずれも100年以上の歳月を経ているに関わらず、なんとも不思議な存在感がある。
それにしても、このタックルたちはどんなオーナーとどんな時を過ごしたのだろうか……

中には倉庫に忘れられていたものや何人もの釣り人を渡り歩いたもの、一度も魚に遭遇できなかった不運なロッドやどうにもならないほど不器用なご主人様に何度も踏まれそうになったロッド、夫婦喧嘩のとばっちりを受けてカミサンに焚き付けになりかけたロッドもあるかもしれない……。

いやはや、そんなことを考えていると、退屈な雨の午後もなんとなく楽しい……
  1. 2008/06/23(月) 15:11:27|
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やる気なし

パウエル湖

このところ暇なようでいて暇じゃない。
それもこれも、原稿の締め切りが迫っているのに、梅干しを漬けたり、必要もないのにサーモンフライを巻いたり……と、パソコンから逃げ続け、ただ単に気持ち的に暇じゃないだけのこと。
ま、それも今日の夕方で一段落……の予定。

考えてみれば、昔は原稿から逃げ出す事なんてなかった。
デキの善し悪しは別にして、スラスラ書けたもの。
脳みそが硬化してきてるのか、単にやる気が無いからか……

思うに、昔は雑誌の特集を1、2本書けば余裕で海外に釣りに行けた。
それが今じゃ、国内の釣りだって間々ならない。
つまり、やる気が出ないのは仕事を終えた後の「ご褒美」の問題ではないか……。

この写真は米国のアリゾナ州とユタ州にまたがるパウエル湖。
ストライパー、ブラックバス(スモール)、クラッピー……ポッパーで入れパクだった。
だれか、ボクをノー天気な太陽の下に連れてって〜
  1. 2008/06/20(金) 13:49:28|
  2. フライ親爺のつぶやき
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シャッターが押せない

オーストラリア

なにげない写真というのがボクには難しい。
ついつい、シャッターを切る前に撮る理由を考えてしまう。
きっと、海外へのフィルムの持ち出し制限があった時代の習い性だと思う。

今ではカメラもデジタル化。
何枚撮ろうが、フィルム代や現像代を気にする必要もない。
なのに、なかなかシャッターが押せない。

オーストラリア街角

この2枚の写真はオーストラリア南東部の田舎町で撮ったスナップ。
なぜ撮ったかは記憶にないが、きっと、上の写真は木の影が印象的だったのだと思う。
で、下の写真は……???
  1. 2008/06/17(火) 11:04:27|
  2. オヤジのつぶやき
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祝 解放

アフガン人

イランの武装麻薬密輸団に拉致誘拐されていた中村聡志さんが8ヶ月ぶりに解放された。
反米シーア派国家のイラン、親米スンニ派が多数派を占めるパキスタン、そしてタリバン崩壊後も混迷を続けるアフガニスタン……。
そんな中で国際社会にも同胞民族にも忘れられ見捨てられた地バルチスタン州。
貧困に喘ぐ辺境の地の起こるべくして起きた事件ではあったが、その昔、貧乏旅行者の一人として思い出深い地であっただけに、個人的に気になっていた。
無事に解放され、とても嬉しい。

バブサーパス

神々の住む山ヒンドウークシュ……。
裾野で繰り返される人間の愚かな行いをどう見てるのやら……
  1. 2008/06/16(月) 09:08:31|
  2. オヤジのつぶやき
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

ナマズフライ

ナマズ用フライ

日本海に梅雨前線が居座り梅雨本番。
いよいよ多摩川ナマズのベストシーズン到来!
ベストシーズンと言っても、このところ密かなナマズブームでプレッシャーが最高潮。
派手なバスバグやポッパーではなかなか釣れない。
ルアーやフライを途中までチェイスするものの、あっさり見切られてしまうのだ。

そんなときに威力を発揮するのがこのフライ(ほぼ原寸大)。
この時期のナマズはアユやオイカワなどの小魚を補食しているのだけれど、どうもナマズ的には「カエル」への魅惑も捨て難いらしく、単純なミノー系のストリーマーよりも「なんとなくカエルにも見えなくないミノー」がお好みのようだ。

使い方のコツはナマズが潜んでいると思われるポイントにフライを2度3度打ち付け、ナマズの注意を引いてから「ナマズに気付かれないような気持ち」でリトリーブすること!
(なんとも矛盾しているようだが、スレたナマズには有効!)

「バーブレスフック」の使用と「キャッチ&リリース」よろしく!
  1. 2008/06/12(木) 10:50:12|
  2. フライボックス
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バオバブ

バオバブ

アフリカやオーストラリアのサバンナを旅していると、360度同じ景色で方向を見失う事が度々。
そんなとき、水先案内人になってくれるのがバオバブの木。
とっくり型、ビア樽型、一輪挿し型……どれもこれも個性的で、幹の太さが10メートルを越えるのもザラ。

バオバブは幹に水を貯え、乾期には葉を落として約半年間休眠してしまう。
若葉は野菜、実は香辛料、その実を包む硬い殻はオーストラリア先住民アボリジニの貴重な土産物の材料になる。
おまけに、幹の内部はスポンジ状の貯水タンクのような感じで、干ばつの時には切り倒されて家畜のエサにされたりもする。

サン・テグジュペリの「星の王子さま」では星を破壊する巨木だけれど、このまま地球温暖化が進めば、このバオバブの運命そのものもあやしい……
  1. 2008/06/10(火) 08:54:02|
  2. 環境&エコ
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プロフィール

残間正之

Author:残間正之
北海道生まれの典型的AB型。
辺境地の旅とフライフィッシング、そして雑種犬モボ君を愛するチョイ悪オヤジ。
NHK「世界つり紀行」に出演したほか,アウトドア関連雑誌の連載やFM横浜「ザバ〜ン」の釣り情報などを担当。
主な著書に「だからロッドを抱えて旅に出る」「フライフィッシング・ハイ!」などがある。
*タイトルの「残間通信」をクリックするとトップページに飛べます。

追伸
ホームページAnglers Garlly「世界釣り紀行」(リンクから飛べます)もよろしく!

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